1月20日  全校朝会講話
     〜感謝していただこう〜
先週、看護当番の先生から「あいさつは、人と人を結びつける魔法の言葉」というお話もありました。その様子を見ていると、集合時間前に来て、一人でも正門前で挨拶をしている人を見かけました。関心をしました。

さて、先週の木曜日は、給食にラーメンが出ました。寒い日だったので、体がとても温まったのを覚えています。1月24日〜30日は、「全国学校給食週間」となっています。今日は、私たちが学校生活の中で楽しみにしている給食について、お話をしようと思います。

日本での学校給食の始まりは、今から136年前の1889年 山形県の鶴岡町の忠愛小学校で出されたのがはじめと言われています。当時のメニューは、おにぎりやしゃけを焼いたものだったようです。その後、全国に広まりましたが、戦争での食糧不足もあって中断する時期もありました。戦争が終わった後は、法律も整えられ、今では、地域でとれる季節に合わせた食材を使って、郷土食や行事食、世界の料理などをいただくことができてます。放送委員の皆さんがお昼の放送で紹介してくれるメニューや材料の情報はとても勉強になるものです。

給食は、勉強や運動をするためのエネルギー補充の意味もありますが、食べ物や料理、食事のマナーについて考える機会でもあります。
「この材料は、どこから来たんだろう」「この料理はどうやって調理したんだろう」「毎日、400人以上の食事をどうやって作っているんだろう」「寒い日なのに、どうして熱々のものが食べられるんだろう」そんなことを考えながらいただくと味わい方も変わるはずです。

昔と違って、今はたくさんの食材やメニューを選ぶことができます。こうしたことにも幸せや感謝の気持ちをもちながら「いただきます」というあいさつをしたいものです。

是非、ホームページに紹介してある給食だよりにも目を通してみてください。