| 1月27日 全校朝会講話 |
| 〜「自分を知り、完全を目指し続ける」〜 |
| 先週の金曜日、土曜日には、学校公開が行われました。今回は、普段の授業の他にも、地域の方やゲストティチャーの先生をお迎えする授業もありました。自分から、「おはようございます」「こんにちは」と挨拶できる姿をみて、挨拶の習慣が定着していることを感じました。 さて先週、日本とアメリカで長らく野球選手として活躍したイチロー選手がアメリカの野球殿堂入りを果たしたというニュースがありました。イチローさんのインタビューを聞いていて考えさせられる内容があったので、2つ紹介したいと思います。 一つは、「後輩となる野球選手へのアドバイスは?」という質問に対しての答えです。 「才能ある人たちは、たくさんいる。でも、それを生かすも殺すも自分自身だ。自分の能力を生かす能力は、また別にあるということは知っておいてほしい。才能があるのになかなかそれを生かせない人はいっぱいいる。自分をどれだけ知っているかということが結果に大きく影響していることを知っておいてマイナスはない。」 二つめは、「イチローさんの野球殿堂入りを投票する時に一人だけ、賛成しない人がいた」ということについての答えです。 「1票足りないというのはすごくよかったと思います。人って、いろいろなことが足りない。それを自分なりに、自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思う。不完全だから進もうとできる。そこに向き合えるのはよかったなと思う。」といった内容でした。 「自分を知り、完全を求め続ける」そんな考え方を知ることができました。 世界の頂点で長い間活躍し、歴史に名を刻んだ選手から、その生き方について学ぶことは大きいと思いました。 |