| 6月23日 全校朝会講話 |
| ~周囲の環境に関心をもつ~ |
| 6月も下旬になります。暑さが急に厳しくなりました。水分の補給や適切な休憩の取り方、暑さや日差しから体を守る衣服の調整、そして、睡眠や食事など、自分でできる体調管理の方法を増やしておきたいものです。 さて、先週、関心することがありました。 「校長先生、お話を聞いてもらいたいことがあるんです」と声を掛けられたので 聞いてみると、丸池にいるアメリカザリガニを駆除したいというお話でした。詳しく聞いてみると、「アメリカザリガニは、近くにいる生物や水草をどんどん食べてしまって、その周辺の生態系が崩れてしまう。僕は、丸池にいろいろな生物がすんで、みんなが見られるようにしたい」ということでした。 ただ、さらに詳しいお話を聞いていくと、まだ調べていく必要のあることが分かりました。なので、今は焦らず、もう少し詳しく調べて、5年生の委員会活動が始まったら、全校に呼び掛けてみてはどうだろうという話をしました。 このお話を聞いていて、その子の環境に対する関心が強いこと、どうしたらいいかを自分で詳しく調べたこと、そして何よりも、「こうしたいんだ」という思いがあって、校長室まで相談にきたことにとても感心しました。 今、3年生以上では総合的な学習が始まっています。身近な課題から学習が始まり、学習の最後には、「よりよい社会や人々の幸せ」をつくるには何ができるか、そんな提案ができるようになってほしいと思います。また、1・2年生の生活科では、物事や相手の立場びなって、新しい発見や気づきの貯金をしてほしいと思います。その貯金が3年生からの総合的な学習にも大いに役に立つと思います。 今日は、日頃の学習と関連させて「周囲の環境に関心をもつ」というお話をしました。 |