7月7日  全校朝会講話
     ~大切な心と体を守ろう~
今日は、7月7日の七夕となります。七夕といえば、織姫と彦星のお話や短冊に願い事を書いて星に願う日として有名です。また、七夕と書いて「たなばた」と読むのはなぜか、日本や中国に伝わる古いお話と関係があるようです。ぜひ、関心をもって調べてみてください。

さて、今日は、夏休みを前に、皆さんの大切な体と心を守るための話をします。
皆さんの体や心は、自分だけのもので一番大切なものです。
特に、皆さんの体の中で、プールに入るとき水着で隠れる部分があります。水着で隠れる部分は、特に体の中でも大切な所なので、他の人に見せたり、触らせたりする場所ではありません。その大切な所を触られたり、じろじろ見られたりしたら、誰だって嫌な気持ちがします。そんな嫌なことをされたら、はっきり「嫌です」と言ってください。また、友達の体も自分の体と同じように大切であることも知ってください。

でも、時に、悪い大人の人が近づいてきて、大事な部分に触ろうとしたり、服で隠れている部分をのぞこうとしたりして、嫌だなあ、怖いなあと思うことがあるかもしれません。または、メールなどで、写真などを送ってほしいと言ってきたりして、気持ち悪いなという思いをすることがあるかもしれません。その時も、はっきりと「嫌だ」と言って、やり取りをやめてください。そして、すぐにお家の方、先生たちなど、皆さんが安心できる大人の人に相談してください。

人に嫌な思いをさせることは、大人の人がやってもいけないし、友達同士でもやってはいけません。学校の先生も同じです。学校では、皆さんから個別にお話を聞いたり、安全の確保や体育の補助などの必要な場合以外には、みなさんと、内緒で二人きりになったり、内緒で連絡を取り合ったり、皆さんの体に必要もないのに触らないようにしています。

校長先生も、先生方も、皆さんのことを大事に思っています。悩み事のある時には、
ぜひ、一人で悩まないで周囲の大人の人に相談してください。