| 7月18日 終業式講話 |
| ~’学び・考える夏’にするために~ |
| 今日は、いよいよ終業式となりました。1学期、71日間の最後の日になります。 さて、この1学期の終業式では、夏休み中にある忘れてはいけない日について、いつも触れています。それは、8月6日、9日、15日です。いずれも戦争に関係があります。 今年は、戦後80年という節目の年を迎えます。 ニュースやテレビ番組でも、多くの特集があると思います。80年前の日本や世界の様子がどうだったのか、そこに生活する人々は、どのような生活を送っていたのか、学び、考えてほしいと思います。 日本には、「お盆」という風習があります。少し調べてみると、お盆は、亡くなったご先祖の霊がこの世に帰ってくる時期とされて、家族が集まり供養を行う大切な機会ということが書いてありました。盆踊りといわれるものも、帰ってきたご先祖様の霊を賑やかに送り出すという意味があるようです。皆さんの中にも、夏休みの間にお墓参りに行ったことがあるかもしれません。 今の自分がいるのは、自分の両親がいて、そのまた両親がいてというように、長い間の人のつながり中で今の自分がいます。そして、今、食べるものに困らず、安全に暮らすことができているのも決して当たり前のことではなく、自分を自分で大事にしなければいけないということに気づく夏にしてほしいと思います。 これから、長い休みに入ります。 健康に気を付け、普段できないような経験や体験をたくさん積んで、立派になった皆さんにまた、9月に合うことを楽しみにしています。 これで、お話を終わります。 |