| 11月10日 全校朝会講話 |
| ~ともに生きる・楽しむために~ |
| 11月7日の立冬を過ぎ、日中の季節は一気に冬らしくなりました。昨日は、地域の多くの人のご協力によって、西荻南防災子どもまつりが行われました。こうしたお祭りを通じて、人の輪が広がっていくといいと思います。 さて、今週の土曜日 15日からは、「東京デフリンピック2025」が開催されます。 デフリンピックとは、耳の聞こえない人・聞こえづらい人たちのための国際的なスポーツ大会です。1924年にフランスで始まり、今回の東京大会で100周年を迎えます。 例えば、陸上競技では、スタート合図に「パン」というピストルの合図を使います。サッカーでは、笛で合図を知らせます。しかし、この方法では耳の聞こえない人にとっては、スポーツは楽しめません。この大会では、耳が聞こえなくても、聞こえづらくてもスポーツを楽しむためのヒントを知ることができます。 デフリンピックが教えてくれるのは、「聞こえない・聞こえづらい」ことがあっても、工夫をこらせば一緒に一つのことを楽しめる可能性につなげられるということです。そして、「耳で聞く」だけでなく「目で見る」「心で感じる」ことで世界が広がることだと思います。先生方にデフリンピックに関わる動画資料をお渡ししてあります。ぜひ、教室で観てみてください。 なお、1月の中学年の生き方教育の時間には、サッカーに出場される仲井健人選手をゲストティーチャーとしてお招きする予定になっています。 |