| 11月17日 全校朝会講話 |
| ~七五三とありがとうの気持ち~ |
先週、お話をしました、デフリンピックが、はじまりました。ぜひ、テレビやニュースなどに関心をもって観てみてください。 さて、この前、ある神社の前を通りがかったら、「七五三」のお知らせを見かけました。そういえば、11月になると、よく見かけお知らせです。皆さんの中にも家族でお祝いをした経験がある人もいると思います。 七五三の由来は、平安時代の儀式に関係があるそうです。3歳では「髪置き(かみおき)」といって、それまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式。5歳では「袴着(はかまぎ)」といって、男の子が初めて袴を着る儀式。そして7歳では「帯解き(おびとき)」といって、女の子が子ども用の紐をやめ、大人と同じ帯を締める儀式です。これらがまとめられて「七五三」と呼ばれるようになりました。 江戸時代には、こうした儀式が広まり、今の七五三の形になったといわれています。昔は病気やけがで子どもが大きくなるのが難しい時代でしたから、無事に育ったことを神さまに感謝し、これからの健康を祈る大切な行事となりました。 みなさんも、ここまで成長するまでに、家族や先生、友だちなど、たくさんの人に支えられてきました。七五三は「自分の成長を喜ぶ日」であると同時に、「周りの人に感謝する日」でもあります。11月23日は勤労感謝の日でもあります。身近な人に「ありがとう」と伝えてみてください。その一言が、相手を温かい気持ちにし、自分自身も優しい心を持つことができます。 今日は、七五三とありがとうの気持ちについてのお話をしました。 続いて、表彰を行います。 |