12月15日  全校朝会講話
     ~「やり遂げる」面白さ~

二十四節気では、「大雪」を迎え、本格的に冬が到来するころ、山々は雪に覆われ始めるころとされています。皆さんが作成した俳句を見ると、お布団から出るのがつらいとか、おでんを食べて温まるといった表現が目に留まりました。

2学期も残り2週間を切りました。みなさんの学校生活はどうでしたか。一つ一つの取組を丁寧にできたでしょか。

さて、今日は「やり遂げる面白さ」について、私が感じたことをお話します。
私は、今年のお正月に「今年やってみたいこと」として、箱根駅伝のコースを自分で走ってみるというという目標を立てました。随分と時間はかかりましたが、5回に分けて挑戦してやり遂げることができました。途中、歩いてしまったところもありましたが、それでもいつもテレビで見る風景や地名を自分の脚や目で確かめることができたのは、貴重な経験となりました。

今、振り返ってみると、「不思議と自分でもよくやったな」と思えるし、周囲の人にお話をすると「すごいですね」と声を掛けてもらえたりもします。何かをやり遂げられると、自分自身や自分の生活を豊かにすることができることを感じ取ることができました。

今、学校では、高四マラソンが始まっています。マラソンカードも配られました。全部色がぬれると、西荻窪駅から新宿駅までの距離にあたると聞いています。この頃は、6年生の男子の数人が毎朝、待ち合わせして、自主的にマラソンをしている様子も見かけます。大変、感心しています。どうか2学期の終わりに、一つのことをやり遂げる、そんな経験をしてほしいと思います。


今日は、やり遂げる面白さについて、お話をしました。