アンネのバラ

アンネのバラとは

 本校の正門を入ってすぐ両側に見えるバラが本校のシンボル「アンネのバラ」です。アンネのバラは花の色が変化することでとても有名です。5月頃になるとバラが咲き始め、ピンク、オレンジ、黄色と次々に色が変化する様はとても美しいのでどうぞお楽しみに。
 さて、このバラは「平和」を意味するバラでもあります。「アンネのバラ」のアンネとは、第二次世界大戦の最中のユダヤ人の少女「アンネ・フランク」がルーツとなっています。
 当時ユダヤ人はヒトラー率いるドイツ軍から迫害を受けており、アンネも逃亡生活を送っていました。その中で彼女が平和を祈り書いた物があの「アンネの日記」です。
 残念ながら彼女は我々とほぼ同い年の15歳でこの世を去りました。アンネの死後、この日記は世界中で読まれ、この日記に感銘を受けたある園芸家がアンネの父親に送った花が「アンネのバラ」です。
 今から40年ほど前、本校の生徒も授業でアンネの日記を読み、その感想文をアンネの父親に送ったところ、そのお礼として彼から本校にこのバラが贈られてきました。初めはわずか3株ほどしかありませんでしたが、現在は200株以上まで増えました。

アンネのバラ委員会の活動

 アンネのバラに関心をもち、活動をつづけている生徒の委員会です。
 毎月1回火曜日に
  [1]バラの世話(水やり、剪定、肥料入れ等)
  [2]平和活動(バラの一般公開、他校や団体へのバラの寄贈等)の活動を行っています。

 また、活動やその経緯については杉並区公式ページ、すぎなみ学倶楽部でも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
 すぎなみ学倶楽部、「高井戸中学校 アンネ・フランクのバラ~咲かせ続ける平和の願い~」


 本校65周年記念で制作した「アンネのバラと高井戸中学校のあゆみ」を公開しています。
 英語版は杉並区立中央図書館のご厚意で制作しました。

アンネのバラサポータ―ズ

 高井戸中学校と協力し、高井戸中学校のアンネのバラの維持、管理に係る生徒の活動を支援する地域の会です。
 アンネのバラサポーターズについては高中サポーターズから外部サイトへ移動します。