2月

平成28年度 高井戸小学校の食育について

 「七草汁」「白玉しるこ」というメニューで新年・新学期の給食が始まりました。七草がゆや鏡開きなど、日本に昔から伝わる行事のことを、学校の給食で感じることができます。1月の他のメニューでは、きなこ揚げパン、ジャージャー麺、古代米ごはんなど、和洋中の様々なメニューがあります。中には、家庭ではあまり作らない料理もあり、食べるだけでなく、その料理の背景や文化などを感じることができます。

 平成17年に食育基本法が施行されて以来、食育が学校の教育活動の中で様々な形で行われてきました。本校でも年間を通して、食に関する指導を全学年で実施しています。各学年の主な取組では1年生が7月にとうもろこしの皮むきを、2年生が6月にそら豆のさやむきをします。自分たちがむいたとうもろこしやそら豆がその日の給食に出ると喜んでおいしそうに食べていました。3年生では、杉並区で作られている野菜について栄養士の丹羽さんに話をしてもらいました。給食の地元野菜デーで、地元の野菜が給食に出ると、子供たちは「新鮮でおいしい」と言いながら嬉しそうに食べていました。4年生は,地元の企業を招いて、マヨネーズを作って食べます。自分で作ったマヨネーズは、市販のものとは違った味がするようです。5年生は、学校にお茶屋さんにきてもらい、「お茶の淹れ方教室」をします。今は、「家であまりお茶を飲まない」というご家庭もあるようで、お茶を淹れる体験を通して、お茶のおいしさも学ぶ活動になります。5・6年生はイタリア料理に携わる方を招いて、イタリア料理とイタリアについてお話をしてもらう授業を計画しています。食を通して、外国文化にも触れる学習になります。
 
 日々の取組では、やはり給食を通して、様々な文化や食習慣について、感じてもらっています。お昼の放送と全クラスに毎日配布している「ランチタイム」では、その日のメニューについて、食材や料理の由来などを説明しています。子供たちは、五感で料理を楽しみながら、頭でも料理を楽しんでいます。

 給食は、栄養士と給食調理さんが毎日、心を込めて作っています。安全面、衛生面では細心の注意をはらい、作業しています。エプロンや衛生手袋は作業ごとに交換し、その度に2回手洗いをしています。味噌汁やスープの出汁は、削り節や鶏ガラからとっています。栄養士さんは「子供たちを大切な家族のように思い、愛情を込めて作っています。子供一人一人にとって、給食が学校生活の楽しみにもなるように献立を工夫しています。」と言っていました。また、給食調理さんは「いつも給食室に聞こえるぐらいの大きな声で“ごちそうさまでした!”を言ってくれてとても嬉しいです。」「おいしかったというだけでなく、具体的にどんな風においしかったと言ってくれたり、お手紙を書いてくれたりするので、とても励みになります。」など、高井戸小の子供たちのことをとても愛してくれています。このような愛情と一工夫が、料理をおいしくするこつなのかもしれません。

 「食べることは、生きること」などと言われています。私も食を意識することで、人生が豊かになったと感じるときがあります。食を楽しみながら、楽しく健康に生きていきたいと思っています。副校長 吉岡光弘

H27年度 高井戸小学校を取り巻く,教育の支援体制について

 10月に、高井戸小学校に異動してきてから、早いもので4ヶ月が過ぎました。この期間、地域やPTAの方たちに支えられ、副校長の業務をこなしてきました。いつも、学校の教育活動にご理解・ご協力いただき本当にありがとうございます。

 異動してきて、高井戸小学校を支えている組織の多さに驚きました。自分なりに理解したことを紹介したいと思います。
 まずは、PTA活動です。学校の教育活動や行事を支えてくれています。PTA会長は一人で、副会長は10人います。それぞれの副会長が、各委員会や学校行事を担当して企画・運営していきます。各委員会には、学年代表、広報委員会、校外生活委員会、選挙管理委員会などあります。学校行事は、多岐に渡るので、全ては書けませんが、主な行事として、体力調査、演劇教室などがあります。

 学校支援本部では、タグラグビーや陸上、古典音楽会など、外部講師を招いての授業のコーディネートをしています。その他にも研究発表会、展覧会、書き初め展などの受付や遊び場マップ作りなどの仕事もしてくれています。

 CS(コミュニティースクール)は、学校の教育活動を評価する組織です。月に一度集まり、学校の教育活動が計画通りに、実施されているかを確認し、さらに円滑に進むように助言してくれています。CSの会長の大石さんは高井戸の元保護者で、ファミリー会などにも関わってくれていた方で高井戸小のことはよく理解してくれています。

 図書ボランティアは、月に一度ほど集まり、図書室の飾り付け、本の修理、本の装備を整えるなどの活動をしています。高井戸小の図書室が充実しているのは陰で図書ボラの方たちが支えてくれていたのです。

 ファミリー会は、月に一度、定例会を実施して、子どもたちが喜ぶような企画を考え、運営しています。
紙飛行機大会やサマーキャンプ(花火&キャンプファイヤー)などがファミリー会の行事です。2月27日(土)には、今年度最後のイベントとしてストラックアウトとドッジボール大会を実施します。その他にも、運動会や行事の片付けなどの仕事もしてくれています。

 140周年委員会は、周年に向けて記念行事の計画・運営、記念誌や「高井戸」の編集、記念授業のコーディネートなどしてくれました。委員の方は、卒業生や元の保護者の方たちで、町会などの地域の仕事をしている方が多いです。高井戸と高井戸小の歴史をよく知っている人たちです。

 この他にも、たくさんの人たちが、高井戸の教育活にご協力いただいていますが、私がこの4ヶ月で一緒に活動したひとたちだけでも、これだけ多くの組織が高井戸小学校を支えてくれていることに気づきました。また、それぞれの組織ごとに広報誌やホームページを開設しているところもあるので、詳しくはそちらを見て下さい。
私は、この方々と出会い、一緒に仕事ができることがとても楽しいです。なぜなら、皆さんに一致しているのは、「児童のため」という大きな志です。立場は違うけれど、高井戸小学校の子供たちが、安全で、元気に楽しく学校生活を送れるために様々なアイディアを出し、支援してくれています。皆さんとともに、高井戸小の教育活動をさらに充実・発展させていきたいと考えています。 副校長 吉岡光弘