3月

H27年度 共に学び 共に育つ 高井戸小学校 この一年に感謝

 3月、明るい春の光があふれ、桜の芽も少しずつ膨らみ始めてきました。いよいよそれぞれの学年を修了し、新たな未来に進む時期です。

 この一年、日々の学校生活の中では、話を真剣に聞き、ノートをしっかりと書き、本を夢中で読み、校庭では元気よく遊ぶ、当たり前ですがその一つ一つを大切に積み重ねてきました。また、友達とのかかわりの中で、時には悩み考えながら相手を思う行動ができるよう寄り添ってきました。子供たちは、大人からほめられたり友達から認められたりした小さな喜びを積み重ね、確かな自信としてさまざまな場面で素晴らしい力を発揮してくれました。これは、保護者や地域の皆様の温かいご支援、ご協力のおかげです。月1回の土曜授業・学校公開、運動会・展覧会など、毎回、本当に多くの皆様にご参観いただきました。ありがとうございました。

 また、今年度は、創立140周年節目の年にあたり、「地域で学び 地域で育ち 地域とつながる 高井戸小学校」のもと、改めてこの学校の伝統と歴史、高井戸の歴史を学び、子供たちが高井戸小学校やこの高井戸の地域を誇りに思う一年でもありました。たくさんの皆様に学校においでいただき、授業や式典などで温かい言葉をいただきましたことも、子供たちの大きな成長につながっています。本当にありがとうございました。

 毎朝、校門で「おはようございます」とあいさつを交わす姿は頼もしく、一人一人が心も体も大きく成長してくれたことを本当にうれしく思います。
一方、多くの教員が、休み時間や放課後、子供たちと一緒になり校庭で遊んだり、話をしたりして、その気持ちを受け止めながら指導をしてきました。一人一人の子供たちのよさを見つめ、精一杯の愛情と情熱でどの教員も子供たちと向き合っています。しかし、教員が一生懸命指導するのは当たり前、愛情とやる気だけでやれることは教育の世界にはないです。教員も子供たちと共にひたむきに学び続け、昨日よりも今日、今日よりも明日と、教師の教師たる技術を高めてきました。その中で子供たちの伸びたい気持ちに共感し、前を向いて一緒に努力してきました。音楽会での美しい歌声、6年生を送る会での「ひまわりの約束」の全校合唱は、心の中で今も響いています。

 新しい春がやってきます。それぞれが共に学んだこの一年を大切に思い、さらに大きく前に進んでくれることを心より願っています。高井戸小学校の教職員は、この学校・地域で教育ができることが大きな誇りです。そして、何よりこの素晴らしい子供たちが誇りです。

 来年度も、より一層、よい学校教育の展開を目指し、努力していきたいと思います。
 本当に、一年間ありがとうございました。

H26年度 伝統をつなげ、新しい世界へ

 都内のある小学校に出張した時のことです。玄関を入り下駄箱をみてびっくりしました。全校児童の靴が下駄箱のそれぞれの入れる場所に、かかとを端に沿ってきちんと揃え入れられているのです。見事に一つも乱れる靴がありません。その学校の校長先生にうかがったところ、6年生が入学した1年生に、下駄箱には靴をきちんと揃えて入れるように一人一人ていねいに教えていくのだというのです。繰り返し、繰り返し、1年生ができるようになるまで6年生がやさしく教え、見届けてくれるのだそうです。毎年、それが続けられ、下駄箱の靴をしっかりと揃えて入れることがその学校の伝統、校風となっているのです。素晴らしいことです。

 高井戸小学校でも、全校朝会や集会など全校で集合した時に、静かにしなさいと言われなくても子供たちは一言もしゃべらずに待っていて、しっかりと話を聞くことができます。その他にも、一生懸命勉強すること、学校行事等でしっかりとみんなの前で発表すること、芝生のシートかけや委員会の仕事を進んですることなど、活躍する6年生の姿を見て、下級生が受け継ぎ、温かく主体的に行動するよき校風が培われています。毎日の生活の中で培われた校風は高井戸小学校の素晴らしい伝統として引き継がれています。今年も、その6年生の姿を追いかけて、5年生が次の学校のリーダーとしてたくましく育ってきています。また、1年生から4年生の子供たちも、上級生の姿を見て、大きく成長してきました。

 3月、いよいよ学年の修了を迎える時期となりました。1年生から4年生は次の学年へ、5年生は最高学年の6年生へ進級します。そして、6年生は中学校という新しい世界への出発です。これまで、高井戸小学校で培った力を発揮し、それぞれの世界を広げ進んでいってほしいと心から願っています。

 この一年、保護者の皆様、地域の皆様には、本校の教育をご理解いただき、いつもあたたかいご支援やご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。