6月

平成29年度 学校を支えている保護者、地域

 運動会をご参観いただきありがとうございました。多くの声援を受け、子供たちも、いつも以上に張り切り、練習の成果を発揮できました。
今年度もファミリー会の方が、朝早くから会場の準備や来校される方の交通整理などの仕事を手伝ってくれました。なかでも、運動会終了後には、ファミリー会の方が中心となってテントの片付けをしていただき、あっという間に作業が終わってしまいました。おそろいのベストで作業を進める姿は、本当に凜々しく、かっこよかったです。
 高井戸小学校ファミリー会は、10年ほど前に発足しました。「親父の会」の方が分かりやすいと思いますが親父の会というとお父さんだけの活動のイメージが強くなってしまうので、お母さん方にも参加してほしいという思いもあって、「ファミリー会」という名称にしたそうです。5月の連休に新規加入メンバーを歓迎してのバーベキュー大会が和田堀公園で行われました。6月3日(土)には、ペットボトルロケット大会、夏には、学校でキャンプファイヤーや肝試しが体験できる「サマーフェスタ」など、子供たちのために楽しいイベントをたくさん計画してくれています。
高井戸小には、「読み聞かせボランティア」というものもあります。本校での活動は、15年近くの歴史があり、現在、40人ほどが登録していて、交代で一週間に一度、子供たちに絵本の読み聞かせを行っています。去年から読み聞かせのボランティアを始めたお父さんが「毎週どの本を読むかを選んだり、練習したりするのは大変ですが、子供たちが楽しみにしてくれているので、楽しんで続けています。」と語っていました。また、読み聞かせボランティアを長く続けている方達は、「子供たちの成長を感じられて励みになります。」「子供たちがたくさん反応してくれるので楽しくなります。」「集中して見つめられると緊張しますが、もう娘に絵本の読み聞かせをしなくなった今では、私にとっても貴重な時間になっています。」などと話してくれました。この他、図書室の本の修理や本を読みたくなる環境作りをしてくださる図書ボランティアの方も活躍してくれています。
 昨年から始まった「遊び場」サポーターという組織もあります。火曜日と金曜日の放課後と水曜日の朝に、校庭や図書室で活動する児童を見守る活動をしています。校庭での見守りは、夏は暑く、冬は極寒で活動は大変ですが、「子供たちの笑顔が見られて嬉しいです。校庭で遊ぶことを本当に楽しみにしてくれているので、それを励みにがんばっています。」と話してくれました。
高井戸小には、この他にもたくさんの支援組織があります。どの組織も「子供たちのために」と考え、熱心に活動し、教育活動を支えてくれています。本当に素敵な地域です。 副校長 吉岡光弘

H28年度 お父さんたちの子育て、教育への積極的な参加

 今年度、高井戸ファミリー会への新規加入者が多く嬉しい限りです。先日、行われた運動会でも、朝早くから、多くの方が来てくださり、会場の準備や来校される方の交通整理などの仕事を手伝ってくれていました。中でも、運動会終了後のテントの片付けには、ファミリー会の方を中心に、本当にたくさんのお父さん、お母さん、地域の方が参加していただき、あっという間に片付けが終わってしまいました。子ども達が、帰りのしたくを終え、げた箱に降りて来る頃にはほぼ終わっている状態で、本当に助かりました。

 「無理をせずに、できるときに、できることをするという気持ちで、長く学校教育に関わっていきたいと思っています。」
ファミリー会の時に、こんなふうに話している方がいました。立場上、多くのお父さん達と話す機会があるのですが、子育てや教育に関心をもっている人が多いと感じています。しかし、仕事も忙しいし、やろうと思っても何をしていいかが分からないという方も少なくないようです。今回の運動会の仕事ぶりを見ていても、気持ちのある方ばかりで、これを機会に学校行事やPTA活動に積極的に参加してくださる方が増えることを願っています。 

 新しいことに挑戦すると今まで見えていなかったものが見えてくることがあります。つまり、視点が変わり、視野が広がるということです。共働きの我が家では、子育てをする中で、私も家事を手伝わねばならぬ状況に追い込まれました。最初は嫌々していた料理や洗濯もやっていく中で慣れ、あまり苦痛も感じなくなりました。料理などは、今では楽しくなり、お弁当などを作り、娘達から「美味しい」などと言われると嬉しくなります。家事などもやってみると、母や女房の大変さがわかり、感謝の気持ちが増えました。また、思春期とやや反抗期を迎えている娘達からも感謝され、料理を作りながらだとなんとなく気軽に話せて、会話も弾む気がします。

 学校の教育活動に積極的に参加するのは、少し抵抗感があると思っている方も、ぜひ子供たちのために、学校行事やPTA活動に参加してみてください。何か分からないことは、私に問い合わせいただければしっかりとつなげていきたいと思っています。学校、保護者、地域が明るく楽しく連携することで、高井戸小をさらに発展させていくことができると考えています。

H26年度 生活リズムの安定を

 5月24日、晴天の中、運動会が盛大に行われました。運動会は年間の中で最も大きな行事の一つです。子供たちは協力しながら人間関係を深め、最後には大きな達成感を味わって帰宅したことと思います。今回の運動会を成功裏に終えることができたのも、保護者や地域の皆様の温かいご支援・ご協力の賜と、改めまして御礼申し上げます。

 さて、運動会が終わり、少し落ち着いた雰囲気の中での学習に入ります。14日(土)には、今年度初めての給食を含めて5校時までの土曜授業が予定されています。当日は道徳の授業公開およびセーフティ教室があり、「いのち」や「安全」をテーマとする学習をご覧いただきます。ぜひ、ご家族の皆様でご参観ください。
いのち・安全というと、私は平成24年度の一年間赴任していた宮城県石巻市のことを思い出します。東日本大震災後2年目の一年間、実際に現地で生活し、5年生の担任として勤務してきたのですが、現地でしか経験できない貴重な体験をして参りました。
その中で、派遣終了間際の3・11の鎮魂式典の直前に、ある子が「先生、俺、式典には出られん…」と呟いた言葉が今でも脳裏に焼き付いています。普段はとてもやんちゃな子でしたので、心の奥底に潜む深い傷を感じとることができなかった自分の力のなさを感じたひとときでした。「目に見える物理的な復興は目まぐるしく進んでいるものの、子供たちを含めた人々の心や精神的な復興は、まさしく3年目以降が正念場ではないか」と感じ、後ろ髪を引かれる思いで離任して参りました。今後、マスコミの注目度が下がり、緊張した生活から少しずつ解放された時、平穏な生活から一変した震災直後の恐怖心や身内や友達を亡くした悲しみなどの心の問題が徐々に表面化するのではないかと感じたのです。

 運動会などの特別な行事で活躍することはもちろん大切ですが、子供たちに平穏な生活や学習の場を提供することは私たち教職員の一番の責務です。そうすることで学校での日々の生活が有意義なものになり、大きな成長の礎となるのです。運動会が終わった今、生活のリズムや友達との人間関係を再度確認し、安定した学校生活になるよう教職員一同取り組んでいます。ご家庭での生活もより安定するよう、引き続き声掛けをお願いします。

副校長 福地 伸