今年度の高井戸小合唱団の活動が、本日からスタートしました。
初めて練習の様子を見せていただき、まず心に残ったのは、その「歌声」だけではなく、「向かう姿勢」でした。
先生に集中するまなざし、仲間の声に耳を澄ませる姿、そして一音一音を大切にしようとする空気。
教室の中に、静かな緊張感とあたたかな一体感が同時に流れていました。
松岡先生の丁寧なご指導、そしてご家庭で育まれてきた日々の積み重ねももちろんあると思います。しかし、それ以上に感じたのは、子どもたち自身の内側から湧き出ている思いです。
「もっと上手に歌いたい」
「このメンバーでいい音をつくりたい」
そんな気持ちが、自然と周りに広がり、互いに引き出し合っているように見えました。
合唱は、一人では完成しません。誰かの声に支えられ、自分の声がまた誰かを支える。そうした「つながり」の中で、音が重なり、やがて一つの音楽になっていきます。その過程そのものが、子どもたちにとって大きな学びになっていくのだと感じました。
話を聞くと、これから毎日の練習に加え、土曜日にも時間をかけて取り組んでいくとのこと。まさに部活動のような本格的な活動です。
目標はコンクール入賞。
その道のりは決して平坦ではないかもしれませんが、その過程で出会う悩みや葛藤、そして乗り越えたときの達成感は、何にも代えがたい財産になるはずです。
実は、私自身も小学校3年生から中学校2年生まで合唱に取り組んでいました。ただ、今日見せてもらったような、本格的で高い意識のもとでの練習は経験がなく、思わず「すごいなあ」と見入ってしまいました。
これから、この合唱団の中で、どのような変化が生まれていくのか。一人の成長が、仲間へ、そして全体へとどのように広がっていくのか、とても楽しみです。
歌声とともに、子どもたちの世界もまた、少しずつ広がっていくことでしょう。
これからの歩みを、皆さんとともに応援していきたいと思います。
