しいのみ学級では、生活単元学習の一環として、お茶の先生をお招き、今年度3回目の「お茶会」を行いました。畳の上での歩き方や、お茶をいただく際のごあいさつなど、和の作法について丁寧に教えていただきました。「ちょうだいします」「お先にどうぞ」「ありがとうございます」といった言葉と共にお辞儀をすることで、相手を敬う気持ちを言葉と行動で表すことも学びました。また、お茶の先生からは「畳の縁は踏まないこと」「扉の敷居を踏むと建付けが悪くなることがある」といった、昔から伝わる大切な教えも教えていただきました。



子どもたちは正座でお茶を楽しみ、「思ったより苦くなかった。」「あったかい。」といった感想を口にしていました。中には、正座のあと足がしびれて立ち上がるのが難しくなる子もいて、和の文化ならではの体験に笑顔がこぼれる場面もありました。静かな空間の中で、日本の伝統文化に触れながら、礼儀や思いやりの心を育むことができた、心温まる学びのひとときとなりました。





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