校長室より

私は、本校の教育目標「自分を見つめ 人とつながる」を受け、杉並第三小学校を「『ありがとう』があふれる学校」にしていきたいと考えています。ありがとうは、無理に教え込むものではなく、助け合いや認め合いの中から、自然に生まれてくる言葉です。友達に声をかけること、挑戦した友達の努力を認めること、支えてくれた人に感謝を伝えること——そうした日常の積み重ねの中で、子どもたちが安心して過ごし、自分の居場所を感じられる環境が育っていくのではないでしょうか。

 学校は完成された場所ではなく、常に見つめ直しを続けていく必要があります。ただし、それは何かを大きく変えることだけを意味するものではありません。『このきまりは誰のためのものか』『この学びは子どもたちにどのようにつながっていくのか』と立ち止まりながら確かめ合い、日々の教育活動を丁寧に積み重ねていくことだと考えています。失敗も含めて挑戦を認め合い、互いの違いを尊重し、感謝の気持ちが行き交う学校には、確かな学びの力、健やかな心が育っていくはずです。

 『静かで整った学校』であることだけを目指すのではなく、人と人との関わりの中で、『ありがとう』という言葉が自然に交わされる学校でありたいと、私は考えています。

  杉並区立杉並第三小学校長 小島 昭博

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