学校ブログ

給食室 2014年03月07日

◆給食室◆4年生・食育授業

3月7日(金)2校時に4年2組、3校時に4年1組で、食育の授業を行いました。

「間食について考えよう!」という授業です。

カルビー・スナックスクールの教材を使って、パワーポイントを活用した授業を行いました。

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はじめに、おやつは何のために食べるのかを考えました。

おやつは、「体の栄養」そして「心の栄養」であることがわかりました。

普段どんなおやつを食べているのか、何時頃おやつを食べているのか、おやつを食べていて注意されることはあるか、ということについて、質問をしました。

スナック菓子やおせんべい、チョコレートなどを食べている子が多かったです。

本時のねらい「おやつの正しい食べ方について知る」を確認して、本題に入ります。

①おやつはいつ食べるといいのかな?

正解は「食事の2時間前」です。

②どれくらいの量を食べるといいのかな?

あんぱんなら半分、チョコレートなら1/2枚、ポテトチップスなら半袋

エネルギー量でいうと、200kcalを目安に食べるとよいことがわかりました。

ただし、みんなおやつを食べるときに、「あんぱんだけ」「チョコレートだけ」ということはないですよね。

飲み物と組み合わせることが多いと思います。

飲み物の種類によっては、飲み物自体にエネルギーがあるので、それを考えたうえで、おやつの量を決める必要があります。

麦茶や緑茶など、お砂糖の入っていないお茶はエネルギーがありませんね。

そういうものと組み合わせるのもいいですね、というお話をしました。

また、袋ごと食べてしまうと、いくら「半分だけ」と決めていても、ついつい余計に食べすぎてしまいます。

なので、あらかじめ決めた量をお皿に出して食べるのも大切ですね。

③おやつを選ぶとき、どこを確かめればいいんだろう?

お菓子のパッケージに表示されている、栄養成分や原材料、賞味期限などを確認しましょう!

賞味期限と消費期限の違いについても学習しました。

実際にお菓子の空箱を使って、確かめてみました。

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種類によっては、100gあたりの表示だったり、1箱あたりだったり、1枚あたりだったりと、表示の仕方はさまざまです。

だまされないように計算して、200kcalを満たすには、どれくらい食べられるのかを考えてみました。

意外に量が少なくて、びっくりしていました。

エネルギーだけでなく、脂質の量も考えようねということで、脂質は5g以下におさえましょうとお話しました。

エネルギーは満たせても、脂質がオーバーというものもたくさんあります。

これからおやつを選ぶときは、表示を確認して選ぼうねとお話しました。

おうちの方も、ぜひ、お子さんと一緒に表示を確認してみてくださいね。

④食べることと運動の関係を考えよう!

200kcalに相当する運動量を学習しました。

階段をのぼる60分、クロール40分、サッカー45分、ドッジボール65分、

バスケットボール55分、拭き掃除85分、キャッチボール130分、なわとび30分

結構な運動量が必要なことがわかりました。

自分の運動量を考えて、おやつの量も加減しましょうというお話をしました。

⑤まとめ

おやつの食べ方について、まとめをしました。

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・食べるを決めよう

・食べる時間を考えよう

表示を見て選ぼう

・不足しがちな栄養を補おう

この4つです。

不足しがちな栄養とは、ビタミン、ミネラル、カルシウムのことです。

これらを補うために、果物ヨーグルト乳製品がおすすめですというお話をしました。

市販のお菓子ばかりでなく、果物や乳製品も取り入れてみてくださいね。

授業で書いたワークシートはおうちに持ち帰り、家族みんなに「今日学んだこと」を教えてあげてくださいねと伝えました。

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また、ワークシートの裏面は、おやつチェックシートになっています。

一週間、書いてみようねとお話しました。

ぜひ、ご家庭でも話題にしていただき、親子でおやつについて考える良い機会にしていただければと思います。

最後に感想を書きました。

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「楽しい授業でした!おやつについて今まで考えたこともなかったので、これからは考えて食べようと思います。」

「自分は食べすぎていたと思うので、これからは量を考えて食べたいです。」

「これからは、表示を見て選ぼうと思いました。」

などの感想が書かれていました。

授業の様子や感想などを、ご家庭でも聞いていただけると幸いです。

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