学校を回っているときに、ふと目に入った一枚のボード。
そこには、色鮮やかに描かれた「今日は、たけのこごはん!」がありました。
たった1枚の絵ですが、この小さな出会いが、子どもたちの気持ちをふっと軽くし、「今日も楽しみだな」という一日のスタートをつくっているように感じました。
新年度や学期の始まりには、黒板に込められたメッセージや黒板アートで、大切な思いを伝える場面をよく目にします。
今回のように、教室の前で出会う何気ない工夫もまた、同じように子どもたちの心に働きかけています。
子どもたちも、そして私たち大人も、それぞれにいろいろな背景や思いを抱えて一日をスタートしています。
だからこそ、「無条件にうれしいこと」や「ちょっと楽しみになること」が、その日の中に一つでもあると、それは大きな力になります。
「今日はたけのこごはんだ!」
そんな一言が、友達との会話を生み、笑顔を広げ、教室の空気をやわらかくしていく。
一人の先生の工夫が、子どもたち同士のつながりへと自然に広がっていく様子が、目に浮かびます。
学びは、机の上だけで生まれるものではありません。こうした日常の中の小さな工夫が、子どもたちの心を動かし、見える世界が変わっていきます。
今日もまた、高井戸小学校には、子どもたちの一日を少し豊かにする仕掛けがありました。
