学校紹介

  

平成24年度学校便り

学校便り4月号 創立80周年 アニバーサリーイヤー 始動 〜「未来へつなげ 杉∞の絆」〜

昭和7年9月1日、杉並町の8つ目の学校として「東京府豊多摩郡杉並第八尋常高等小学校」が誕生してから、今年で80年になります。昭和6年に満州事変、12年に日中戦争が起こっていますから、時はまさに戦争突入の時代でした。人口も増え、繁栄してきた高円寺の町の方たちの期待と希望を負って、私たちの学校は誕生しました。昭和7年10月1日には杉並町が東京市の一部となり、学校の名前も、わずか一か月で「東京府東京市杉並第八尋常高等小学校」とかわりました。つまり、杉並区と一緒にその歴史を刻んできたことになります。
学校の歴史は地域の歴史です。杉並第八小学校は保護者・地域の方々の児童を思う気持ちと行動があって発展・充実してきました。卒業生は、3月に卒業した6人を加え、10452名になりました。1万人を超える卒業生です。
この80年の間の歴史を振り返り、80年間杉八小を支え、伝統を築き上げてきてくださった皆様に感謝し、夢見る未来に引き継ぐ役割を担うのが周年行事です。
創立80周年の節目に立ち会った児童には、この絆を引き継ぐ喜びを実感し、杉八小生であることを誇りに思えるような取り組みにしていきたいと思います。
テーマは「未来へつなげ 杉∞の絆」とし、記念式典・祝賀会は10月20日(土)に執り行います。

さて、昨年度は高い学力が自慢の杉八でしたが、24年度も、さらに新しい取り組みを含めて教育内容の充実をめざしていきます。
1、防災安全教育
 東日本大震災の教訓をもとに、防災対策及び安全教育をさらに見直し、充実させます。
詳細は次ページに載せてあります。
2、「言葉の教育」推進校
 23年度に引き続き、杉並区の研究推進指定校(区内1校)を受け、『言葉の教育』を使った指導法の研究を進めていきます。
3、小中一貫
 地域の6校(杉三、杉四、杉十、高中、高南中)と進めていきます。特に杉四、高中とは学びの連続の授業研究に取り組みます。
4、体力向上
 なわとびカードや持久走タイムなどの成果を受けて、体力自慢を増やします。
5、社会的体験活動
 総合的学習の時間に位置付けていきます。区の教育ビジョンを受けて。本校ではすでに行っています。
6、音楽がいっぱい
音楽教室の影響もあって保坂先生のご指導もあって、歌声がすばらしい〜これは大きな特色です。
今年度も、個に応じたきめ細やかな教育を推進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

参考文書: 杉八だより4月号




参考文書: 杉八だより5月号


学校便り 6月号「今年の夏は阿波踊りが熱い」

 今年の夏の阿波踊りは、杉八小6年生が盛り上げます・・・と言っても踊るわけではありません。6年生が提案した企画がいくつも実行されるからです。
 6年生は、5年生の3学期から「再発見!私たちの高円寺阿波踊り」として、総合的な学習の時間で高円寺阿波踊りに取り組んできました。高円寺阿波踊りのいいところだけでなく、困ったところ、悪いところにも目を向け、いろいろな関係者の方に話を聞き、調査を繰り返してきました。
その上で自分たちでは何ができるか考え、クラスで徹底的に討論しました。そして、阿波踊り振興協会の方たちに、よりよい阿波踊りに向けての提案をプレゼンしました。
 すると、なんとすべての提案を前向きに受け止めてくださったのです。
●16トンのごみの処理に関して
提案1、自分たちが「歩くゴミ箱」になってゴミを集める。
→(阿)大学生のボランティアの方たちと一緒にボランティアTシャツを着てゴミ集めをできるようにしましょう。
提案2、「ゴミは持ち帰りましょう」と書いたゴミ袋を配布する。
→(阿)ゴミ袋を用意するので、是非書いてください。
提案3、ポスターに書いてゴミ持ち帰りを知らせる。
→(阿)パル商店街に巨大ポスター(2.5×3m)2枚を張る場所を提供します。
提案4、パンフレットを利用してゴミ持ち帰りを知らせる。
→(阿)阿波踊りのパンフレットに皆さんの言葉を載せるようにしましょう。
●いろいろな地域の街頭でアンケートをとったところ、意外と高円寺阿波踊りが知られていないことに関して
提案5、阿波踊りの宣伝CMを作り、知らない地域に配る。番組作りもする。
→(阿)大学生のボランティアさんと一緒に作りましょう。ユーチューブにもアップしたいですね。
→(阿)NHKを始めたくさんのテレビ取材があるのでそこに紹介しましょう。
提案6、流し踊りをいれるといい。
→(阿)参加型の連を考えましょう。
 学年をまたいで取り組んでいるこの学習に子供たちは燃えています。阿波踊り振興協会の方たちも実は卒業生。後輩を思う温かくて真剣な思いに支えられ、子供たちは自分たちの企画を実現しようとしています。今年の阿波踊りでは、踊りを支える杉八6年生を是非応援してください。

参考文書: 杉八だより6月号


参考文書: 杉八だより7月号