靴が揃うと心も揃う

全校朝会の校長挨拶の後、生活指導担当から、子どもたちに向けてお話がありました。

それが、4月の重点スローガン「靴箱クリーン」です。

紹介されたのは、ユニークなイラスト。

靴を「1mm」意識してそろえることの大切さが、子どもたちにも分かりやすく伝えられていました。

「たった1mm」と思うかもしれません。けれども、その1mmに心を向けることができるかどうか。そこに、その人らしさや、日々の姿勢が表れてくるように感じます。

靴がきれいにそろっていると、不思議とその場の空気も整います。そして、その空気の中で過ごす人たちの行動も、自然と落ち着いていくものです。

先日、6年生と5年生の移動教室の実踏に参加しました。杉並区内の先生方が集まる場でしたが、ふと目に入ったのが靴の置き方やスリッパの並び方でした。どの場所でも、きれいにそろっているのです。お風呂の椅子や桶まで整えられている様子を見て、「日々の積み重ねが、こうした姿につながっているのだな」と感じました。

子どもたちは、大人の姿をよく見ています。言葉で伝えることも大切ですが、こうした何気ない所作の中に、学びは自然と流れていきます。

本校でも、すでに靴箱の様子に変化が見られ始めています。誰かがそろえると、それを見た周りの子もそろえ始める。小さな行動が、少しずつ広がっていく様子がとても印象的です。

「1mm」を意識すること。

それは、ただ靴をそろえるということだけでなく、自分の行動に少しだけ心を向けることなのかもしれません。

こうした積み重ねが、学校全体の落ち着きや心地よさにつながっていく。そんな日々を、これからも大切にしていきたいと思います。

ご家庭でも、玄関でのちょっとした一場面が、子どもたちの学びにつながっていくかもしれません。