今朝、高井戸駅から学校までのいつもの道を歩いていました。
沿道の花壇には、季節の花々が所狭しと咲き誇っています。フラワーボランティアの方々が手入れをしてくださっているおかげで、毎日通るたびに目を楽しませてもらっています。
歩いていると、白いマーガレットの上の壁に、小さな影が見えました。よく見ると、壁の小さな穴からヤモリが顔をのぞかせています。
こちらに気づいているのかいないのか、じっとマーガレットを観ています。。。
ヤモリは漢字で「家守」と書きます。昔から人家の近くにすみつき、蛾や蚊などの小さな虫を食べてくれることから、家を守ってくれる縁起のよい生きものとして親しまれてきました。
よく似た名前の「井守(イモリ)」は水辺の生きもので、まったく別の種類です。
夜行性で、ふだんは壁の隙間などに身をひそめているそうですから、朝に姿を見られたのは少し珍しいことだったのかもしれません。まさか花を眺めているわけではないのでしょうが、その姿を見ていると、なんだかこちらまでほっこりとした気持ちになりました。
ここは学校の壁です。もしかするとこのヤモリは、夜の間、子どもたちのいない校舎を静かに見守ってくれている「家守」ならぬ「学校守」なのかもしれません。そんなことを思うと、ますます愛おしく感じられました。
学校に向かう道すがら、ふと立ち止まって何かに気づく。子どもたちにも、そんな時間を大切にしてほしいと思います。通学路の足元や塀のすき間にも、見つけようとすれば、小さな発見はあちこちにあるのだと思います。

