新しい荻窪小学校

 

○新校舎が完成する

平成19年(2007年)7月から新校舎の建築工事が始まりました。新しい校舎が建築されている様子を見ながら学校に通った子どもたちは、早く、新しい校舎で学習したり、運動したり、遊んだりしたいと思っていました。 また、地域の方々の中には、建築中の校舎の様子を写真にとって、どのような学校ができあがるのか楽しみにしていた人もいました。 荻窪小学校は平成21年(2009年)、「まるごとエコスクール」として移転新築しました。それまで、杉並区で2番目に狭い敷地でしたが、引っ越したので広い学校になりました。そこには、「萩小の森」やビオトープ、水田、学年の畑があり、自然が豊かです。すぐ隣には、宮前公園もあり、生活科や理科でも観察に出かけています。 小校庭は、芝生で緑化されています。休み時間には、子どもたちがはだしになってかけまわったり、ころがったりしています。校舎は、いたるところにエコ施設があります。教室の窓側にある広いバルコニーのひさしは夏の日差しをやわらげ、冬のあたたかさを教室にためる働きをしています。屋上には、太陽光パネルが設置され、自家発電しています。他にも、クールヒートトレンチやナイトパージなど自然の力を上手につかって、すごしやすくする工夫がなされています。 また、校舎内には木がふんだんに使われています。これは、多摩地区の杉の間伐材です。教室は学年ごとにブロックに分かれ、大きなオープンスペースがあることも特徴です。

 

○荻小環境学習プログラムを通しての学び

移転新築した校舎は、様々なエコシステムを備えています。そこで、環境教育や環境建築を専門とする研究者や大学の先生方の協力の下、「荻小環境学習プログラム」が作られました。校舎の設計や設備を活かして進める調べ学習や様々なゲストティーチャーによる実験、また、校内や学校の周りを活用した観察や調査を進めます。子どもたちは、「当たり前に環境問題について考える」姿勢が育っています。

 

○コミュニティスクールになる

平成25(2013)年に荻窪小学校は、地域運営学校(コミュニティスクール)に指定されました。これは、地域の代表である学校運営協議会委員が、学校と共に話し合い、よりよい学校づくりを進める制度です。毎月、学校運営協議会を開催し、子どもたちの様子や教員との交流を深めながら、「地域の学校」として荻窪小学校の教育活動を考え、進めています。

 

○新しい社会を切り拓く「学ぶ子ども」

今、荻窪小学校の子どもたちは、自分から問題を見つけ、友達と共に話し合い、学び合い、その解決に向けて考えを深めていくという学習を進めています。そして、校庭や、芝生の小校庭、広い体育館を使って、目一杯遊んでいます。  これまでの70年の荻窪小学校の歴史を大切に、さらに未来に向け、大きな希望を胸に活動しています。