学校ブログ

給食室 2013年10月23日

◆給食室◆2年生・食育授業

10月23日(水)1校時に2年1組、3校時に2年2組で、食育授業を行いました。

「朝ごはんで元気モリモリ!」という授業です。

まず初めに、「朝ごはんを食べていますか?」という質問をしました。

「毎日必ず食べる」という子がほとんどでしたが、クラスに数人ずつ「時々食べない」子がいたり、中には「ほとんど食べない」という子もいました。

次に紙芝居を読みました。

「ヘルプマンとすぎまるくん」という紙芝居です。

朝ごはんを食べていなくて元気のないすぎまるくんをヘルプマンが助けるというお話です。

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「紙芝居を読みます」というと「わーい!」という歓声があがり、みんな真剣に聞いていましたよ。

紙芝居の感想やわかったことを聞きました。

「朝ごはんを食べないと元気が出ないことがわかりました。」

「朝ごはんを食べると、脳が働いたり、体が元気に動くことがわかりました。」

という意見が出ました。

朝食の大切さが少しわかってきたところで、今度は「朝食の効果」について、いくつかお話しました。

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一番盛り上がったのは、「ウンチの話」!

朝、登校する前にウンチをしてくる子どもが、あまりにも少ないことに驚きました。

朝ウンチが出る子は、クラスの1/3程度です。

中には、一日一回ウンチが出ないという子も数名いました。

子どもたちに話を聞いてみると、ウンチが出ない原因は、「時間がなくてトイレに行けない」「朝食の量が少ない」「野菜が少ない」といったことのようです。

「10分早起きして、朝ごはんを食べたあとトイレに入る習慣をつけようね。」

「野菜をもっとたくさん食べようね。」というお話をしました。

また、朝食の内容を聞いてみると、やはり「ごはんだけ」「パンだけ」という子も多く、大半の子は「ごはんとみそ汁だけ」「パンとゼリーだけ」といった2品でした。

「野菜」や「果物」、「肉・魚・卵類」「乳製品」が不足している子が多いようです。

朝食はおうちの人が用意してくれることが多いと思うので、

「自分で用意できる一品を加えよう!(例えば、ミニトマト、みかん、牛乳、ヨーグルトなど)」

「今日、勉強したことをおうちの人に伝えて協力してもらおう!」というアドバイスをしました。

最後に、「朝ごはんをおいしく食べるために、今日から頑張りたいこと」をワークシートに書きました。

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「早寝早起きをして、トイレに行き、朝ごはんをしっかり食べて、元気よく外で遊ぶ。」

「バランスよく食べるようにするために、野菜や果物を食べる。」

「朝ごはんに、野菜やフルーツ、乳製品を足す。」

という感想が書かれていました。

朝食の課題は、子どもたちだけで解決できるものではありません。

ご家庭のご協力が不可欠です。

子どもたちの健康のために、未来のために、朝食の大切さをご家庭でも見直していただけることを心から願っています。

今回の授業は、今現在の食生活を改善することが目的なのはもちろんですが、遠い将来、子どもたちが大人になったときに、自分の子どもにしっかりと朝食を食べさせてもらいたいなーという願いも込められています。 

「食」を大切にできる、素敵な大人に成長してもらえるよう、これからも食育に力を尽くしていきたいと思います。

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