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令和8年度 園便り
こつこつ ゆっくり よりそって 園長 石床 美穂子
新入園児の保護者の皆様、お子さまのご入園おめでとうございます。
進級児の保護者の皆様、ご進級おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
この3月、23名の園児を送り出しました。そして、令和8年4月、ことり組14名、うさぎ組は2名を加え13名、ぞう組27名、全園児54名で新しい1年がスタートします。一人ひとりの子どもたちの成長が楽しみです。
高井戸西子供園では、子どもたちがたっぷり遊び、学級の友達と伸び伸びと活動し、自分らしさを発揮しながら楽しく過ごす中で、豊かな体験ができるようにしていきます。そして、子どもたちの明るい声や笑い声が毎日園舎に響くことを願い、園経営を行い、一人ひとりの子どもたちの就学前の大切な時が充実した日々となるように努めてまいります。
高井戸西子供園の教育目標は、次の通りです。
自他の人権を尊重し合い、一人ひとりが心豊かに成長し、主体的に遊びや生活を進め自信をもてる幼児の育成を目指し、次の目標を設定します。
○あそびがすき
〇ともだちがすき
○じぶんがすき
幼児期にふさわしい生活の中で、幼児の主体的な活動を通して様々な体験をし、知的好奇心・思考力・探究心を養い学びの基礎となる力を培います。また、遊びや生活の場面で、身近な人と、関わる中で、様々な感情体験を通して、「自分も友達も大切」という気持ちがもてるようにし、思いやりの気持ちを育みます。さらに、近隣の久我山小学校との交流を密にし、互恵性のある交流活動を行い子どもの発達や学びの連続性を踏まえた教育を進めます。
私たち保育者は、一人ひとりをよく見て、子どもの育ちを急ぎすぎず、受容的・共感的な関わりを基盤に、個々の子どもたちに合わせた柔軟な援助を工夫していきます。“こつこつ ゆっくり よりそって”一人ひとりの今を大切にした教育・保育を心掛けていきます。
そして、今年度も子どもたちの健やかな成長のために、保護者の皆様や地域の方々と連携し、連動して、子どもたちの育ちを支え、「子どものための子供園」を築くため、教職員一同、力を尽くして教育の充実に努めてまいります。
今年度も、保護者の皆様、地域の皆様も子どもたちを育てる仲間として、力を発揮してくださることを願っています。今年度も皆様と信頼関係を築き、高井戸西子供園のよさである共育てを目指し、一人ひとりの子どもたちの育ちを支えていきましょう。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
≪年少ことり組≫
入園おめでとうございます。いよいよ子供園での生活がスタートします。
子供園で過ごすことを楽しみにしたり、おうちの人と別れて過ごすことに不安を感じたりして、子どもたちは、嬉しさと不安でいっぱいだと思います。子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添い、ゆったりと関わりながら、子供園が安心して過ごせる場になるようにしていきます。
また、保育者と一緒に、身の回りのことをしたり、好きな遊具や気に入った場所で遊んだり、過ごしたりすることで、園生活の楽しさを感じられるようにしていきます。
≪年中うさぎ組≫
入園・進級おめでとうございます。今年度は新しい仲間が加わり、13名でのスタートです。楽しみにしていたうさぎ組での生活が、いよいよ始まります。
うさぎ組になった子どもたちは、大きくなった嬉しい気持ちと、初めての保育室・先生で不安な気持ちで、わくわく・どきどきしていると思います。今月は、子どもたちの気持ちに寄り添ったり、教師と一緒に楽しい遊びを見つけたりしながら「子供園で遊ぶのって楽しいな!」と思えるようにしていきます。
ご家庭では、「こんなことがあったよ」「〇〇が楽しかったよ!」というお話を沢山聞いてあげてください。保護者の方が共感して聞いてくださることで、よりその思いが膨らんでいきます。お子さんのお話を聞いていて、何か気になること、わからないことがありましたら、お気軽に担任にお声掛けください。
≪年長ぞう組≫
進級おめでとうございます。ぞう組は、27名でのスタートです。進級した嬉しさから張り切ったり、ちょっぴり不安になったりと、初めはいろいろな姿が見られるかと思います。まずは、一人ひとりが安心して過ごせるようにしていきます。そして、張り切っている気持ちを受け止め、自分のやりたい遊びや友達と一緒に遊ぶことを、たっぷりと楽しめるようにしていきます。
4月13日からは、ことり組のお世話を始めます。登園してきたことり組さんの手をとって保育室まで連れて行ってあげたり、ロッカーの場所や身支度の仕方などを教えてあげたりします。この経験を通して、小さい子に優しく接しようとする気持ちをもったり、自分たちが大きくなったことを感じたりできるようにしていきます。登園時間に遅れないようにしましょう。
「 大切な成長の節目 」 副園長 大萩 純子
入園したばかりの年少ことり組は、登園時に保護者の方と離れることに戸惑う様子がありましたが、最近は「今日も砂場で遊ぶ!」、「また塗り絵をして(ペープサートにしたら)遊びたいな。」などと、気に入った遊びをすることを楽しみにし始めています。また、集合して手遊びや歌を歌う時には笑顔が増えて、教師への親しみや、集まると楽しいことがあるということを感じているようです。これらの姿は、園生活のスタートにとても大切なことです。
年中うさぎ組は、始業式の日に新しい名札を教師に付けてもらったことをとても喜んでいました。「ピカピカのバッチだよ。うさぎ組になったよ。」と他の教師に出会う度に満面の笑顔で伝えていました。新しい名札を胸にしていることで、進級した晴れがましい気持ちを実感したようです。また、時折、昨年度まで自分たちの部屋だった年少組の部屋をそっと見に行く子もいました。自分より小さい子たちが過ごしている様子をしばらく見てから、くるりと向きを変えて現在の部屋に戻り、遊び始めていました。それは、“自分はもう、小さいクラスの子ではない、一つ大きいクラスになったんだ”と気持ちを切り替えている姿に見えました。
年長ぞう組は、入園式で歓迎の言葉と園歌を披露しました。背筋をピンと伸ばして会場に登場し、学級の仲間と気持ちを合わせて歓迎の気持ちを表現していました。その姿からは、“子供園の中で1番大きい学年になった”という子どもたちなりのの自覚が感じられました。
そして年少児初登園の朝には、年長児は門の前で年少児を出迎え、不安そうにしている年少児の手を取り、年少組の部屋に連れて行ってくれました。中には、荷物を持ってあげる年長児もいました。“自分より小さい子を助けてあげたい”、“優しくしてあげたい”、という気持ちが自然と表れていました。また、翌週には、年少児の入園と年中児の入園、進級を祝う歓迎会をしました。年長児は事前につくったプレゼント(チョウのペープサート)を手渡す直前まで、相手に見えないように大事そうに後ろ手にして持っていました。その姿は相手に喜んでもらいたい、このプレゼントで遊んでほしいと思う気持ちの表れに見えました。そしていよいよ手渡したときには、年少児年中児が喜んでいる姿を見て、とても満足気な表情をしていました。
このように新年度を迎えたことで、子どもたちからは、それ以前とは違う様々な気持ちが湧き出ていました。大人が予想する以上に、入園すること、進級することは、子どもたちにとって戸惑い、気付き、喜びなどを経験する大切な成長の節目になっていると実感しました。
これから、子どもたちは、伸び伸びと自分を出し始めたり、中には張り切りすぎて少し疲れが出てきたりすることもあるでしょう。職員一同で協力し合い、子どもたち一人ひとりの思いを理解し、その子なりのペースを認め励ましながら、今後も子どもたちの成長を支えて参りたいと思います。
≪年少ことり組≫
4月の登園時は保護者と別れがたくて涙が出たり、不安な表情も見られたりしましたが、子供園の生活に少しずつ慣れてきたことで、保育者にも親しみをもち、楽しいことを見つけると教えてくれたり、時には「手伝って」と甘えてきたりしています。保育者と一緒に繰り返し行っている身支度など生活に必要なことも少しずつ分かってきて、自分でやってみようという気持ちが芽生え始めてきています。
今月は、一人ひとりが安心して好きな遊びや好きな場所で遊ぶことを楽しめるように、幼児の興味に合わせて環境を用意したり、一緒に遊びながら楽しさに共感したりしていきます。保育室だけでなく、園庭の草花や虫などの身近な自然物にも触れて、戸外で遊ぶ心地よさも感じられるようにしていきます。
≪年中うさぎ組≫
4月は、砂場遊びや固定遊具、製作、鯉のぼりなどを通して、自分の好きな遊びや興味をもった場所を見つけ、楽しむ姿が見られました。
5月は、いろいろな素材を使って、自分でかいたりつくったりすることを楽しめるようにしていきます。ウレタン積み木から木製の中型積み木へと変えるため、安全に楽しく活動ができるよう、子どもたちと一緒に積み木の運び方などを確認しながら進めていきます。
また、生活面では身支度などを自分でやってみようとしています。自分でできた喜びや自信につながるよう、その姿をしっかりと認める声掛けを大切にしていきます。
最近は、「自分はこうしたい」という気持ちが強くなり、友達とのいざこざが見られることもあります。一人ひとりの気持ちを受け止めながら、相手にも思いがあることに気付けるような声かけを心掛けていきます。
≪年長ぞう組≫
4月は、ことり組のお世話や歓迎会、こいのぼりづくりなど、様々な活動に張り切って取り組んでいました。
5月は、誕生会の司会やお休み調べなど、自分のやることが分かり、自分たちで進めていこうとする気持ちをもって取り組めるようにしていきます。遊びでは、大型積み木やキングブロックなど、新しい遊具も子どもたちと一緒に遊びながら使えるようにしていきます。また、友達と関わって遊ぶ中で、自分の思いを伝えたり、相手の思いを聞いたりしながら、友達と一緒に遊んでいく楽しさを感じられるようにしていきます。
5月は、ぞう組になって張り切っていた姿から疲れが出てくる時期でもあります。お子さんの「頑張りたい」という気持ちと「ちょっと疲れちゃった…」という気持ちを園でもご家庭でも丁寧に見取りながら、一緒に支えていければと思います。