2022-12-15

4年生が視覚障害について学びました

先日から、4年生が視覚障害について学んでいます。視覚障害のある美月先生がゲストティーチャーとしていらっしゃいました。これは4-3での授業です。

はじめに、美月先生は点字で書かれた「あめ玉」という物語を読み聞かせしてくれました。紙を指で触りながらお話を読む様子を、子どもたちは驚いた様子で見ていました。

続いて、視覚障害がある方を案内するときの声のかけ方や誘導の仕方を教えてもらいました。

代表の子どもたちが上手に案内していました。

次に、点字のしくみについて教えてもらいました。点字は、ローマ字と同じように母音と子音の組み合わせでできています。

点字板と点筆を使って、文字を打ってみました。点字は、書くときは右から左に書きます。読むときは、凹ませた紙を裏返して左から右に読むことになります。

点字一覧表を見ながら、「あいうえお かきくけこ」や自分の名前を打ってみました。

点字で書いた名前を美月先生に読んでもらいました。正しく書けていると、子供たちは嬉しそうでした。

そして、ユニバーサルデザインについて学びます。視覚に障害のある方でも、ユニバーサルデザインにより、シャンプーとコンディショナーの区別がつくようになっています。牛乳パックや、お酒、ジャムの瓶など、さまざまなところに工夫がされていることを知りました。

サッカーボールも、中に鈴が入っているものを使えば、視覚障害のある人も遊ぶことができます。この後、グループに分かれて視覚に障害がある人もない人も一緒に遊べる遊びを考える話し合いをしました。

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