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2020.04.24教科書を読んでみよう

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 すでに新しい学年の教科書には目を通しているという人も多いと思いますが、この機会にぜひ教科書を読んでほしいと思います。どの教科も興味深い内容でいっぱいですし、読み進んでいくうちに「どうしてだろう」とか「もっと調べてみたい」ということに出会うことに間違いありません。普段の学校であれば、みんなで教科書を見ながら学習を進めていくので、じっくり教科書を読むという機会は多くないと思いますし、教室ではデシタル教科書の出番も多いうえ、家でもパソコンやスマホで本を読んでいるという人もいそうです。前に読書のお話もしましたが、ちいさなときから慣れ親しんだ絵本・教科書などすべて紙です。読んだ達成感や勉強したという気持ちは紙だからこそ味わえるものかもしれません。また、自分の好きなマーカーやペンでの書き込みができるのも紙ならです。さらに、しおりなどはさんでおくことで、どこまで読んだかが一目でわかります。また、自分のお気に入りの文章に付箋(ふせん)を貼ることで何度も読み直す楽しみもあります。半面、かさばる、重いというデメリットもあります。昨年も中学生から「教科書が重くて大変です、何とかしてください」という意見もいただきました。実際かばんを持たせてもらうとずっしり重く、毎日のこととなると大変さに共感してしまいます。(手提げではなく、しょってくる人が多いのにも納得しました)デジタル教科書生徒用があれば1台のタブレットに全教科の教科書や資料集、問題集まで楽に入りそうですし、どこでも学習することができます。(今回のような事態ではかなり威力を発揮しそうです)そして、もっと調べたいであるとか、もっと読みたいといったときにもネットから入手することで、いながらにして学習を発展させることができます。これからはそんな教科書が主流になってくるのかもしれませんが、今は目の前の紙の教科書に親しみ自分の学びの世界をうんとひろげておきましょう、学校再開がますます待ち遠しくなりそうです。

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