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2024.03.12D組のお別れ会が開かれました

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 3月8日金曜日5校時、D組の教室で、卒業式を10日後に控えた9年生を送る会「お別れ会」が行われました。

 D組は、学習上・生活上の困り感がある生徒が、その状況を克服するために設置されている少人数学習集団で個別のニーズに応じた授業が受けられる中学部特別支援学級です。現在、11名の生徒たちが通ってきていますが、今年の卒業生が入学した頃は、7名程の小さな学級でした。(特別支援学級は1学級の生徒数の上限が7名なので、当時のD組は1学級、配置される教員は2名でした。現在は、2学級、配置教員は3名です。)

 お別れ会の1部は、「1 開会の言葉」「2 学園長挨拶」「3 送る言葉」「4 記念品贈呈」「5 巣立ちの言葉」「6 教職員別れの言葉」「7 全員合唱 大切なもの、巣立ちの歌」「8 学園歌斉唱」「9 閉会の言葉」でした。送る言葉、巣立ちの言葉のどちらも、7、8年生の先輩への感謝の気持ち、9年生の後輩への励ましや優しい気持ち等の込められたものでとても感動的でした。先生、介助員からの別れの言葉も、卒業生への暖かな想いに溢れるものでした。

 2部は、78年生や卒業していく9年生が歌を歌ったり、踊りを踊ったりするもので、とても楽しい時間となりました。D組には、数か月前に転校してきた生徒もいますが、打ち解けて、仲良く踊っていて安心しました。きっと、卒業していく9年生がリーダーとなって、このような雰囲気を作りだしてくれたのだと思います。

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 D組の9年生とは、夏の野辺山移動教室2回、冬の菅平移動教室2回、京都・奈良の修学旅行と合計5回、10泊の期間、行動を共にしました。それ故に、9年生の2人がこの2年間でどれだけ大きく豊かに成長できたかを断言することができます。

 D組だけではなく、9年生とは後1週間でお別れをしなければなりません。きっと、学年、学級の先生方は、私よりもずっと寂しさと嬉しさが入り混じる1週間を送るのだと思います。(多分、寂しさの方が上回っているのだと思いますが...。)卒業式までのカウントダウンが始まっています。9年生にとって、素敵な1週間になることを心から願いたいと思います。

 D組のお別れ会は、9年生、そして7・8年生の成長を感じる素晴らしい会でした。

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