2025.01.10今日の給食のデザートは「おしるこ」でした。

1月10日金曜日、今日の給食のデザートは小学部・中学部ともに「おしるこ」でした。(中に入っているだんごは、小学部2個、中学部3個でした。中学部には、友達から、分けてもらって8個食べている生徒もいましたが...)
栄養教諭の建部先生が毎日、学級向けに発行している給食通信「いただきます」の1月10日号に書かれているように、明日の「鏡開き」にちなんでの献立です。給食準備の時間、小学部の教室の前の巡回中、1人の児童が「どうして明日が「おしるこ」を食べる日なのに、今日、食べるの?」と尋ねてきました。その児童のご家庭では、明日、鏡開きを予定しているのだと思います。我が家も含めて、一般家庭では節句や季節にかかわる食事を毎回用意することは簡単なことではありません。また、手をかけて用意をしても、今の子供たちに喜ばれるかどうかは怪しいところです。そのような節句・季節等の献立を工夫し、提供する学校給食は、単なる栄養をとるための食事ではなく、食育の大切な学習材の一つでもあります。苦手な食材が多少入っている献立でも、季節・旬のもの、節句のものを食べることは、日本の伝統を学ぶことにもつながります。
次の季節行事の献立は、来週、小正月の「あずきごはん」でしょうか。来月の「節分」では、何が献立となるか楽しみです。ご家庭でも給食だよりを見ながら、伝統食、郷土食等について話題にしていただけると幸いです。
以下、今日の「いただきます」の内容を紹介します。
「~きゅうしょくしつより~ 明日、11日は『鏡開き』です。お正月にお供えした『かがみもち』を下げて、『おしるこ』などに入れ、一年の健康を祈って食べます。給食では、白玉だんごの『おしるこ』を作りました。また『煮しめ』は、いろいろな食材を合わせて煮ることから、『みんな仲良く過ごせるように』という意味がある料理です。みんなが健康で、仲良く、学園生活を送れるように願っていただきましょう。」
※上の通信の左側が小学部用、右側が中学部用です。