学園長ブログ

PRINCIPAL BLOG

2025.05.14弾道ミサイルによるJアラートが発報された事を想定した避難訓練を行いました。

写真

 5月14日水曜日昼休み、開園以来初となる、弾道ミサイルによるJアラート(全国瞬時警報システム)が発報された事を想定した避難訓練を実施しました。

 Jアラートは、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を携帯電話、防災行政無線(スピーカー)で国から市民まで瞬時に伝達するシステムです。近年、その中でも、国際情勢から、内閣官房から出される他国からの弾道ミサイル発射、飛来等についての危機感が高まっていることから、本学園の避難訓練担当の先生方が話し合い計画しました。

 今日の訓練は一次避難(校庭⇒校舎内への避難、校舎内⇒教室内避難、窓と反対側への移動、姿勢を低くして頭部を防災頭巾や手等で守る)、二次避難(小学部は地下にある小アリーナ、中学部は1階の交流ホールに「お」「か」「し」「も」の約束を守り移動)を行いました。私は中学部の方で「講評」をしましたが、全員がとても真剣に訓練に臨んでいたことを評価するとともに、家庭内、街中で発せられた時の弾道ミサイル情報による避難の原則「逃げる」「離れる」「隠れる」の話をしました。

 弾道ミサイルによるJアラートの発報は地震などに比べると多くはありません。しかし、東京都内に八峯された時、児童・生徒の命を守るために、「自分たちがどのような安全確保行動、避難行動をとらなければならないのか」等を学ぶ訓練を通して、対処のための知識や心のもちようを高めていくことはとても大切なことです。

 毎月、一度実施する様々な危機を想定した避難訓練を通して、児童・生徒だけではなく、教職員も、安全確保能力、危険回避能力を高めていきたいと思います。

IMG_5157.jpeg

ページトップに戻る