2026.03.04中学部の生徒が学習の成果を発表しました。―総合的な学習の時間 成果報告会―

3月4日水曜日5校時、大アリーナに中学部の生徒が集まり、各学年、学級の代表生徒たちが、総合的な学習の時間で行ってきた研究の成果を報告しました。
総合的な学習の時間は、「横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに、学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的、協同的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにする。」ことを目標として実施する授業です。
その内容等については、各学校の地域等の特性をもって決めることとなっていますが、本学園では、教育目標である「深く考える」「互いを助け高め合う」「たくましく生きる」力・態度や「地域貢献意識」を高めることをねらいとして、キャリア教育、地域貢献学習、インクルーシブについての学習、住環境に力を入れた環境教育の4つにかかわる内容を小学部の3学年から連続性、系統性、横断性をもって進めています。本日行った研究発表では、D組は「キャリア教育」、7年生は「環境教育」、8年生も「キャリア教育」、9年生は「地域貢献学習」に重きを置いた発表になっていました。
その中でも9年間の集大成として研究報告を行った9年生の発表は学習の積み重ねを感じました。発表内容は高円寺のまちを観光化などにより活性化していくこと、住みよくしていくこと等、より発展させていく方策等を提案するものでしたが、近い内容で行う6年生の研究発表と比較すると、6年生がよりローカルな視点であるのに対し、9年生の発表はよりグローバルな内容となっていました。特に修学旅行で行った外国人観光客で溢れていた京都・奈良での体験がより視野を広げているように思えました。
本学園では小学部の2年生の生活科での高円寺のまち探索から始まり、3年生で高円寺のまちを題材とした「カルタづくり」、4年生で高円寺の商店街でのエコ商品の販売「高円寺カンパニー」、5年生で「阿波おどりを学ぶ」、6年生で「高円寺のまちをもっとよくするために自分たちができることを考える」、7年生から9年生まで「高円寺のまちの未来を考える学習」が行われています。間に地域清掃等を行うなど、地域をよりよくするボランティア活動等が進められています。
9年生の発表はそれらの積み重ねを感じる素晴らしいものでした。私は最後の「講評」を担当していましたが、9年生の学びの成果、成長に心打たれ、用意していた講評を伝えることができず、思い、感想だけを伝える場になってしまいました。
この生徒たちの学習成果は、生徒だけの頑張りではありません。小学部の2年生の時の地域めぐりでは、保護者の方にご同行いただいています。また、全てのまちでのプログラム・学習では学校支援本部のご協力、高円寺のまちの皆さんのご協力をいただいています。学園の教員が学校支援本部の方に「こんな事をしてみたい。」と相談するとその実現に向けて、教員の伴走者となり、考え行動し、その相談を実現してくださいます。今回の発表を見て、改めて保護者、地域の皆様のお力添えあっての生徒たちの成長であると実感いたしました。この間のご尽力、ご協力に心より感謝申し上げます。




