今日は今年度最後の定期考査の日。３年生も都立学力検査が終了しているので
中学生にとっての今年度の試験のヤマは、事実上終わりました。
生徒が下校した午後、和田小学校の先生方と今年度の「小中連携」の
振り返りを和田小学校で行いました。各分科会ごとに成果と課題が報告され
来年度の「小中連携事業」をどのように進めるかについて協議しました。
今年度もたくさんの和田小学校の児童が「授業体験」「部活動体験」などで
来校してくれました。そのおかげか、４月からは和田小学校から
新たに「５０人」の入学生を迎えることになります。来年度もより充実した
効率的な連携を図っていきたいと考えます。
さて、校内には確実に春の訪れを告げてくれる景色が広がっています。
中庭に咲く「枝垂れ梅」、隣との塀の際に咲く「水仙」を撮ってみました。
２月も明日で終わり、いよいよ年度末。
皆が良いまとめができるようになるとよいですね。

今日の実験の中に、「液体窒素」に「ゴムボール」を入れるとどのように
なるか、というものがありました。何もしていない「ゴムボール」は弾力が
あり「ふにゃふにゃ」していますが、液体窒素に漬けると（写真左）、
かちこちに固まってしまいました。生徒はそれを実際に触れて確かめま
した（写真中）。さらにその固まった「ゴムボール」を机の上に勢いよく
叩きつけると、バラバラに「砕けて」しまいました（写真右）。
しかし、その破片は常温にもどるともとの「ゴム」のような弾力を取り戻し
ていました。それらを実感した生徒たちは、物質の不思議な性質を実感
していたようです。
こうした環境が整っていることは、大変素晴らしいことです。実験をして
くれた先生方、ありがとうございました。
（実験は十分な安全を確保したうえで行われ、ケガ等は一切ありませんでした）

今日は１年生対象に「理科教室」が行われました。杉並区では各小中学校に
対して、理科教育の一環として出前授業としての「理科教室」が済美教育
センターの協力のもと実施されています。中学校では各学年１回ずつ行われ
ます。今日は１年生対象に「物質の状態変化」ということで、「液体窒素」などを
使いながら、大変興味深い実験を披露してもらいました。
生徒たちは普段目にすることのない物質の変化の様子を目の当たりにして
それこそ「目を輝かせながら」演示実験を見つめていました。

本日の６校時、１年生の「職業調べ発表会」が視聴覚室で行われました。
これまで各自で自分が興味のある職業について、文献で調べたり、働く
人にインタビューなどして調べた成果を各学級で発表し、その代表者が
各クラス３名ずつみんなの前で発表してくれました。
聞く人にきちんと伝わる声で堂々と発表していました。
「それぞれの職業は多様な関わりをもって成立していること」「人の役に
たっているという実感は、働くモチベーションを上げること」「自分が手掛
けた物が形になる喜び」「達成感を味わうこと」など、調べ学習を通して
職業に関する様々な思いや価値などを学んだようです。
２年生では「職場体験」により働く「実際」を体験し、３年生では自分の
進路決定に取り組むなど、今回の学びは先々のことがらへとつながって
いくので考えを深めていってください。
１年生のしっかりした発表態度や聞く人たちの姿勢を頼もしく思いました。

今朝の「生徒会朝礼」の主題は「校歌練習」でした。
卒業式も近づいていることもあり、生徒会が主体となってこうした機会を
設定しました。本校の生徒会は「演出効果」が好きなのか、何事も「寸劇」
形式で行うことが多いです。今朝も現生徒会長と前生徒会長の「かけあい」
で、みんなを校歌練習に「誘導する」演出をしてくれました。
先生主導で練習するのではなく生徒主導で自分たちの問題として
校歌練習に取り組むことは、東京広しといえど、本校ならではの取組み、
といってよいと思います。
愛着をもって校歌が歌える学校は素敵だと思います。

本日は学校公開日であり「よのなか科」を行いました。
今日のゲストティーチャーは、大阪大学大学院基礎工学研究科　
システム科学領域　教授の長井隆行先生で、「AIとロボットの未来」と題して
お話をいただきました。いまの世の中でも、AIやロボットはその活躍領域を
急速に広げつつあり、今後の社会では一層そのスピードが増すことが
考えられています。ご講演の中では現在進行しつつあるAIなどのシステム
の最先端の状況をビデオなどを交えて分かりやすくお話しいただきました。
また、生徒との対話では「AI・ロボットと本当の友達になれるだろうか？」
とのテーマでやりとりがなされました。人間とロボットとの大きな違いは
「こころ」の有無であり、そのことが人間を人間たらしめている大事な
ポイントと述べられていました。また、長井先生はその「こころ」をもった
ロボットの開発研究に取り組まれているそうです。
とても分かりやすく生徒にとって多くの興味関心を喚起された
「よのなか科」の授業でした。
長井先生、参観された保護者・地域の皆さま、ありがとうございました。

3年生の教室前廊下に、今日からお目見えした「我らが3年生」の掲示。
2月15日の放課後、2年生の有志の人たちが、各クラスで作成した3年生
への「ひとこと」を書いた「花びら」を写真のように飾ってくれました。
学年主任の岡本先生によると「３年生への感謝の気持ちを伝えるとともに、
進級後最上級生となる２年生の自覚を高めるため」の取り組みだそうです。
今後１年生も３年生への思いを伝える企画を考えているようです。
３年生の皆さん、楽しみにしていてください。
２年生の皆さん、ありがとうございました。

今回は2年生の「地理」の授業です。授業者の藤井教諭は、和田中学校の
中でもICTを使った授業を数多く取り入れて実践する先生です。
今日は、北海道地方の「稲作」について、その成立の背景や現状などに
ついて取り上げて進めていました。
導入では２つの「北海道産米」を扱ったCMをビデオで流し、生徒の
関心を高める工夫をしていました。生徒たちも見たことのあるCMに
出演している芸能人の名前を言葉にしながら、興味深く見ていました。

2月11日（月）、和田一丁目町会「餅つき新年会」に和田中生10名が
ボランティアとして参加してくれました。餅をついたり、ついた餅を丸めたり、
その餅を販売したりと活躍してくれて、地域の方々からも大変感謝されま
した。生徒会以外の生徒や3年生まで参加してくれました。
いろいろな場面で地域から声のかかる和田中生。地域への貢献を通して
少し自信を深めてくてたことと思います。

スキー教室3日目には、インストラクターの方々によるデモンストレーションを
披露していただきました。左はその様子です。生徒たちはゲレンデの下から
感心して見上げていました（真ん中の写真）。4日目の講習終了後、スキー
スクールの校長先生から「修了証」までいただくことができました。
右は代表して修了証を受け取る様子です。
インフルエンザも出ず、大きなけがもなかった充実したスキー教室と
なりました。保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました。

スキー教室の夜も生徒たちはレクレーション係を中心に様々な企画を
考えていました。学年全体で楽しむ様子が見られ、改めて和田中生の
「素直さ」を感じました。いつまでも大切にしてほしい姿です。
左は初日の企画について説明する係の生徒、真ん中は「鳥・かご・嵐」
ゲームの様子、右は長谷川先生のパフォーマンスです。

2月5日から3泊4日の日程で、スキー教室を菅平で実施してきました。
4日間とも比較的天候に恵まれ、初日は汗ばむほどの陽気の中、
インストラクターの方たちの指導を受けながら各班実習に取り組み始めま
した。左は初日の初心者班の様子、真ん中は3日目に列をなして上手
に滑る初心者クラス、右は最終日にリフトに乗っている様子です。

2月3日（日）に調布市の「味の素スタジアム」周辺を会場として「第10回
中学生『東京駅伝』大会」が開催されました。本校からは2名の中学2年生
男子が参加し、第1区と第3区を力走しました。東京都の多くの区市町私立
の中学2年生男女が繰り広げたレースには、大勢の沿道からの声援が
かけられていました。春を思わせる暖かな陽気の中頑張った選手の皆
さん、お疲れ様でした！

1月21日より産休代替として勤務を始めた大金教諭による音楽の授業です。
電子黒板を使いながら楽しい語りで進めるだけでなく、単元の内容に合わ
せて、これまでに手に入れた世界各地の楽器を弾いたり吹いたりしながら
紹介していました。沖縄の「三線」南米の「ケーナ」「チャランゴ」、日本古来
の「篠笛」など、次々と取り出される楽器の数々に生徒も興味津々でした。

昨年11月より行われていた「体育館屋根」の改修工事が1月30日をもって
終了しました。屋根は見違えるように綺麗になり、冬の日差しのもとで写真
のとおり「輝いて」います。
工事期間中のご協力ありがとうございました。
今日は都立高校推薦選考の発表日です。努力の成果がでていることを
職員一同期待しています。

1月28日（月）に本校に和田小学校6年生を招いて「国語・理科・保健体育」の
授業を体験してもらいました。昨年にも数回同様の体験授業を実施しましたが
いずれの回も小学生は熱心に参加しました。和田中学校に進学する・しないに
関わらず、中学校の雰囲気を理解してもらえたらうれしいです。
ご協力いただいた和田小学校の校長先生や先生方、児童の皆さん、
ありがとうございました。

和田中学校では、校内にある銀杏の木を「資源」として有効に活用するという
アイディアのもと2学期に「ぎんなんプロジェクト」を実施しました。できあ
がった「ぎんなん」は地域行事の「ノベンバーフェスタ」で売らせていただ
きましたが、その「収益」を活かして何か社会貢献をしたい、考えた和田
中生は隣接する「和田保育園の園児」に「おもちゃ」をプレゼントすること
にしました。生徒会役員が保育園側のニーズを伺い「おもちゃ」を購入し、
1月25日に生徒会役員が保育園を訪問して渡してきました。子供たちも
とても喜び、園長先生にもお礼のお言葉もいただきました。和田中生の
取り組みが見事に社会貢献を果たした瞬間でした。