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2023.11.20文化祭(展覧会)が最終日を迎えました

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文化祭(展覧会)が最終日を迎えました。

1118日土曜日、木曜日に始まった小学部文化祭(展覧会)が最終日を迎えました。最終日は、授業参観を含む、文化祭保護者公開日となっています。

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本学園の小学部文化祭は、これまで日頃の学習の成果を披露する学習発表会として実施してきました。実施方法は、学芸の部(音楽等)と展覧会とを交互に実施しています。このサイクルはこれまでと同様であるものの、名称を中学部と合わせて「文化(文芸)の祭り=文化祭」としました。

中学部文化祭は、2つの連に分かれての阿波おどりの部と音楽の部という事でお祭り感を味わえる内容となっていますが、小学部の文化祭、特に今年のような展覧会は、心躍るお祭りというよりも文化や芸術に親しむ行事となっています。しかし、祭りの街、高円寺に住む子どもたちが創り出す自由で伸び伸びとした作品、豊かな感性を感じる作品がまとまって並ぶと何故かお祭りのような心躍る場となっていきます。

今回のテーマは「広がれ アートの森」です。展示会場を「子どもたちが種を蒔き、育てた沢山の木々が芽吹く森」と例えているものですが、その展示会場は、ハーリーポッターに出てくる「禁じられた森」のような樹木がうっそうと立ち並ぶ暗い森というよりも、ディズニー映画に出てくるような、鳥などの鳴き声が響く、光が差し込む色彩豊かで生物の多様性が感じられる森のように思えます。実際、今日もお天気に恵まれ、会場に晩秋の陽が差し込み昨日とは違う表情を児童の作品群は見せてくれていました。

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一つ一つの作品を見て、作者の制作についての思い等と心の中で対話をし、よさや美しさを感じ取ったり、自分の見方や感じ方を深めていったりすることが鑑賞です。自分の学年の作品だけではなく、他学年・学級の作品を鑑賞することで、自分の感性に磨きをかけ、情操を培っていくことになります。きっと、制作した児童は勿論、鑑賞に来てくれた生徒そして、園児さんたちにとっても、大きな学びとなった文化祭であったと思います。実際、木曜日、金曜日の2日間、鑑賞を行った中学部の先輩たちが鑑賞カードに書いたコメントにも、その学びの深まりを感じるものが多数ありました。

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先に述べたように来年は、音楽が中心の学芸の回となります。2年後の展覧会では、すでに56年生は卒業し、今の4年生以下の児童が学年を2つ上げます。(4年生が6年生、3年生が5年生、2年生が4年生、1年生が3年生になります。)4年生以下の児童たちが授業の中で表現(絵や立体、工作に表す活動)と鑑賞を続ける中で、どのように成長していくかを楽しみにしたいと思います。

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最後になりましたが、文化祭にお越しいただき、感想・ご意見等を寄せていただきましたご来賓、保護者の皆様、お忙しい中、作品の提供のご協力や鑑賞に来てくださいました杉並区高円寺北子供園、聖心学園幼稚園、コンビプラザ高円寺北保育園、杉並区立高円寺南保育園、高円寺りとるぱんぷきんず保育園、マミー高円寺保育園、大空と大地のなーさりぃ高円寺南園、マミーズエンジェル高円寺駅前保育園、キッズガーデン杉並高円寺北の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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