2025.07.07今年も５年生が気象神社の紺谷氏から、「台風」についての授業を受けました。
７月３日木曜日、２校時から４校時、気象予報士であり、気象神社のある氷川神社で神職（禰宜）をされている紺谷氏から、「台風」についての授業を受けました。
昨年も学園長blogで説明しましたが、気象神社は、戦後、馬橋から氷川神社に遷座された日本で唯一の気象にかかわる神社です。高円寺学園は、幸いにも近頃、NHＫの「ドキュメント７２時間」を始め、様々なメディアで取り上げられている気象神社が学区域にあります。その幸せな教育環境を生かし、昨年から５年生の理科の単元、「台風と災害」の授業に紺谷氏をお招きし、台風の発生のメカニズムや高円寺・杉並における水害の危険性等について、専門的なお話を聞かせていただいています。
授業の終盤には、台風や災害についての質疑応答のコーナーがありましたが、どの学級でも沢山の質問が児童から出されていました。紺谷氏には、その問い一つ一つに丁寧にお答えいただきました。
紺谷氏を始め、高円寺学園の学区域には、様々な得意、専門性をもつ方々が住まわれています。そして、子どもたちの為に何か自分の得意や専門性、経験を生かすことができないのかと考えていてくださる方も沢山いらっしゃいます。
「学び舎 高円寺」。高円寺のまち全体を、そして高円寺に住む方全員を「学び舎=校舎」ととらえる開園以来のスローガンです。紺谷氏による今日の台風の授業は、そのスローガンが具現化されたものです。お越しいただき、子どもたちの問いに答えていただきましたことに心より感謝するとともに、改めて高円寺はすてきな街だなと思える５年生の理科授業でした。
