学園長ブログ

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2025.07.22CS委員の方と先生たちが学園の教育を語り合いました。

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 7月19日土曜日午後、学校運営協議会委員(以下「CS委員」)の方と先生たちが学園の教育等について語り合う「CS交流カフェ2025」が実施されました。

 本学園は開園年度の令和2年に学校運営協議会が立ち上がり、学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組むことを目的とした地域運営型学校(コミュニティ)として、教育課程(カリキュラム)や学園の進める教育活動についてのご意見をいただいたり、学園長のつくる学園経営方針・計画等をお認めいただいたり、管理職・教員の人事について都教育委員会に要望等をお出し頂いたりしてきました。開園当初より、CS委員の方から、「直接、先生、児童・生徒、保護者の皆さんと交流を深めたい」「率直な学園運営や教育についてのご意見を伺いたい」「地域住民が児童・生徒のために何ができるのかお話を伺いたい」という要望が出されていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行、管理職の交代、学園のスケジュール上の課題からなかなか開催することができませんでした。今回、5周年の年となったことをきっかけに、まずは先生たちとの交流の機会として「CS交流カフェ」を開催することにしました。(カフェの名の通り、コーヒー、お茶、ジュース等を飲みながらの意見交換会となりました。)

 今回は、昨年まで区教育委員会学校支援課の指導主事をしていた都木主幹教諭のCS制度について、先生方が理解を深めるためのプレゼンテーションの後、テーマを「高円寺学園の伝統・文化の礎はできた?」として、グループ協議をおこないました。各グループではテーマに縛られることなく、学園の現在の状況、自分たちの教育指導上、勤務上の悩み、地域の学園に対する思いなどが率直に和気あいあいの雰囲気で行われました。先生方から率直な意見を聞くために管理職同席なしの交流カフェだったので、私や副学園長に対する要望等もいくつか出されたようです。出された各グループの意見は、カフェ終了後に実施された学校運営協議会で共有されましたが、先生方の児童・生徒への温かな思い、この学園をもっと良くして行きたいという強い願い、CS委員の方々の学園への愛情等が感じられるCS交流カフェだったことか良くわかる報告でした。

 CS委員の方は、保護者の方や児童・生徒の学園の教育についての意見・思いや願い等に寄り添うために次回は児童・生徒代表や保護者の方との「CS交流カフェ」の実施を今後、予定されるとのことです。

 学園を地域の教育力を生かしてより良いものとしていくというCS校の機能がさらに発揮されることを期待したいと思います。

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