2025.09.22小学部くすのき学級と中学部D組の児童・生徒が交流を深めました。
9月19日金曜日、くすのき学級とD組が一緒に校外学習に行きました。訪問地は藤沢市にある新江ノ島水族館です。朝8時20分に学園をバスで出発し、10時半に現地に到着しました。雨が降ることを心配していましたが、現地は時折、太陽が顔を覗かせ、水族館から見る海がキラキラ光っていました。バスの中では、小学部の児童と中学部の生徒が仲良くおしゃべりをして過ごしていましたが、高速道路から新幹線が見えた瞬間と茅ヶ崎の海が見えた瞬間は、皆、大きな声で喜びを表していました。
水族館では、中学部の生徒たちはグループ別行動、小学部の児童は学級全員でゆっくりと海の動物等を観察してまわりました。その後、11時45分から始まったイルカショーを一緒に見ました。会場は他の小学校等の遠足で混雑していましたが、最前列から4列目に席をとり、5頭のイルカによるパフォーマンスを皆で見ました、イルカのジャンプとショーの演出で沢山の水が飛んできましたが、皆、雨具を着用していたので、その水しぶきを楽しんでいました。
午後は小学部の児童と中学部の生徒が、ウミガメ等を見たり、ヒトデ・ヤドカリ・ウニ・ネコ鮫を触ったりして仲良く会場を回りました。水族館内だけでなく、サービスエリアなどでは、中学部の生徒が交通事故にならないよう小学部の児童たちを気にかけている様子も見られました。こういう何気ない中学部生の態度がきっと小学部の児童たちに安心感を与えるばかりではなく、自分が中学部生になった時にすべきことに気付くきっかけになるのだと思います。
児童・生徒たちの帰校は、予定より20分ほど遅くなりましたが、3時50分に元気に学園に戻ってきました。小学部の1、2年生にとっては、今年度、初めての校外学習でした。きっと、くすのき学級の児童、D組の生徒、それぞれがかけがえのない楽しい思い出を残すことができたのだと思います。これまで以上に、日常の学園生活において、より親しみのある存在になっていくものと思います。
