2025.10.07中学部の有志が社会を明るくする運動の街頭活動に参加しました。

10月7日火曜日。中学部の有志生徒たちが午後4時から午後5時まで、高円寺駅前で更生保護への理解を深めるための活動「社会を明るくする運動」の街頭活動に参加しました。
社会を明るくする運動とは、更生保護(犯罪や非行をした人を地域社会の理解・協力を得て、自立し改善に更生すること。)についての理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとする全国的な運動です。杉並区では、区長を中心とした推進委員会を設置し、杉並保護司会を中心にこの活動を進めています。そして、保護司会からの呼びかけで、大きな鉄道の駅の近くにある小中学校が、20年ほど前から、JRや私鉄の駅前で、更生保護について書かれているパンフレットやウェットティッシュなどを配布する街頭活動に参加しています。新型コロナウイルス感染症が流行する前は、小学生も参加していましたが、流行後は、中学生のみの参加となっています。
今日の街頭活動では、高円寺駅の北口と南口に中学部の生徒や育成委員会などの地域のボランティアの皆さんが分かれて活動を進めました。中学部の生徒たちも「恥ずかしさ」と葛藤しながらも大きな声で「安心で安全なまちを作りましょう。」と呼び掛け、パンフレット等を一生懸命に配布してくれました。近くを通る小学部の児童たちも中学部の生徒の呼びかけに応え、パンフレット等を手に取り、持ち帰ってくれていました。
本学園の児童・生徒たちは、主に小学部の3年生から始まる総合的な学習の時間等において、高円寺のまちへの地域貢献、社会貢献についての学びを深めています。今回のように地域で行うボランティア活動に積極的に参加してくれる生徒たちこそ、その豊かな学びの成果だと思います、大きな声でまちを歩く人に「よいまちを作っていこう。」と呼び掛ける姿に胸が熱くなりました。本当にお疲れ様でした。


