2025.10.285年生が自分たちで育てた稲を刈る体験をしました。

10月24日金曜日5・6校時、5年生が5階テラスの「田んぼ」と校庭横におき自分たちで育てたバケツ稲を刈りとる体験をしました。稲刈りの時には、朝から続く小雨も小休止でした。今回も、田植えでお世話になった山形県飯豊町の「飯豊米ネットワーク」の方々に鎌の使い方、束ね方等について丁寧なご指導をいただきました。
いくつかの学校を指導に回られている飯豊町の方からは、本年、暑い日が続いたことにより、他校の稲の作柄が芳しくない中、本学園の田んぼは上出来だとおっしゃられていました。5年生の児童たちも自分たちの育てた稲の様子が気掛かりのようで、稲穂の状態を刈り取りながら気にしていました。
弥生時代より現代まで、どの時代の政治や経済、文化において、稲作がそれらの根幹にありました。田植えから稲刈りにいたる農業体験と稲作にかかわる調べ学習は、これから日本の歴史、文化を学ぶ上でもとても大切な学びになると思います。児童たちには、今回の稲刈りを、ただ楽しかったという記憶だけを残すのではなく、主食である稲作や日本の食文化にも、もっともっと関心をもってもらいたいと思います。
活動の最後に、ご指導いただいた飯豊町の方々に、昨年、自分たちで企画・製品化したカトラリーセットをお渡ししました。5年生だけではなく学園全員から、長年、遠い山形からお越しいただき、ご指導等いただいている飯豊町の方々に、心よりの感謝の気持ちを送りたいと思います。



