学園長ブログ

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2025.11.10中学生小笠原自然体験交流・長崎平和学習派遣事業の報告会が行われました。

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11月10日月曜日、中学部朝会で今年の3月末に実施された「小笠原自然体験交流事業(3/193/24)」に派遣された元9年生(今日は高校の授業があるため、予め撮影をした映像による発表)1名と「長崎平和学習中学生派遣事業(8/58/7)」に派遣された8年生の代表生徒2名の計3名による成果報告会が大アリーナで行われました。
毎年、同時に行っているオーストラリアウィロビーへの海外派遣事業は、沢山の生徒が志をもって応募したのですが、今年から抽選による派遣生徒決定に変わったことで本学園の生徒全員が抽選漏れとなってしまい、派遣されませんでした。私自身が済美教育センター所長だった時、各校1名の代表生徒を派遣する制度を立ち上げたこともあり、少し残念な思いが残っています。しかし、文章を書くことが苦手でも、緊張しがちで面接などが不得意な生徒も選出される可能性がある制度なので、来年度も是非沢山の生徒に応募してもらいたいと思います。

小笠原に派遣された生徒からは、「素晴らしい小笠原独自の自然を残していくために」を研究テーマとして、固有種だけを残す努力だけではなく、外来種(動物)の命も考えた方策を小笠原の村民の方々がしていることについて、自身が考えたこと等を発表してくれました。

長崎に派遣された生徒からは、長崎に行き、核兵器にかかわる様々な学習や体験をしたこと、平和祈念式典に参加したことについて発表した後、核兵器の悲惨さ・残酷さについて、皆が知り、記憶に留め、共に平和を考える、守ることをしていかなければならないことをメッセージとして伝えてくれました。

今年も、たくさんの学びと気付きを私たちに与えてくれた派遣生に、心より感謝したいと思います。次は、小学部の児童にも、学んだこと、経験したことを伝える機会を準備したいと思います。3人の発表、心に残るものでした。

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