９月１６日２・３校時、今年もKDDIの方に講師としてご来校いただき、小学部のセーフティ教室（犯罪・犯罪被害防止教室）が行われました。
2025.09.18
本年度の第１回セーフティ教室も、携帯電話等の情報端末を利用する上で大切な、デジタルシティズンシップを育てることをねらいに実施しましたが、皆、自分ごととして真剣に講師の先生のプレゼン・お話を聞き、質問も沢山の児童が積極的にしていました。
本時は、２校時が１・２・３年生とくすのき学級、３校時が4・５・６年生を対象とした講義を行ってくれましたが、前半の回では、プロジェクターで映したアニメーションにより、楽しく、ネットトラブルやネット犯罪の原因や回避・対応の方法を学びました。後半の回でも、１から３学年、くすのき学級の回と同様、アニメーションにより、SNSを活用した小学生をねらう犯罪例、小学生同士のSNSでのトラブル例を視聴した後、それらを回避する方法などについてご教授くださいました。
少し前までのインターネットやSNS等を取り上げるセーフティ教室では、ネット上の危険から身を守る態度等を養う情報モラル教育を取り上げていましたが、小学生全員がタブレット型の情報端末を所持するとともに、スマートフォンを小学校の４年生で３割を超える現状においては、ただ危険性を伝えるのではなく、情報端末(パソコンやスマートフォン)の正しい活用法、上手な活用方法も教えるデジタル・シティズンシップ教育を進めていかなければなりません。
ご家庭でも、「みんなもう持っているよ。」と子供にせがまれて、スマートフォンを与えるのではなく、家庭として購入する目的等を伝えた上で、よい活用・利用の仕方、犯罪となる悪い使い方、人を傷付ける使い方等について、お教えいただくとともに、通信会社のフィルタリングサービスの利用や機能の設定、家庭でルールを作るなどのご配慮をお願いできればと思います。また、スマートフォンの利用を開始した後も「決めたルールが守られているのか。」等について、確認していただきたいと思います。
学園と保護者の皆様で互いにできる限りの役割を果たし、子供たちを犯罪、ネットトラブルから守っていきたいと思います。
