学年・学級ブログ

GRADE / CLASS BLOG

3学年3年生の思い出(1)

2021.03.17

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いよいよ今学期も残り1週間を切りました。

国語「つたわる言葉で表そう」では、高円寺学園での思い出を
詳しく文章にする学習をしました。

子どもたちの書いた文章から、この1年間を振り返ります。


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「初めてのクラスがえ」
 私は、初めて新しい校舎に行ったので、不安だったけれど、杉四の友だちもいたから安心もあった。杉八の子もいるので、これからもたくさんの友だちができるからワクワクした。

「私の登校日」
 5月28日は登校日です。その日は、私が新しい子に会うので、とても感激しました。新しい先生はとてもやさしかったです。こんなにうれしいことは、心にとめておきたいと思いました。周りには久しぶりの子も、初めて会った子もいたので、とても緊張しました。私の先生は、人を元気づける魔法のような性格でうれしいです。

「分さん登校のとき」
 6月くらいに前半と後半に分かれて分さん登校をして、人数が少なくてさびしかったです。人が少なかったから友だちができるかしんぱいでした。でもみんなが話しかけてくれたから友だちになれてうれしかったです。そのおかげでみんなと楽しくじゅぎょうができたので、安心できました。


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「カイコ」
 1学期、生き物がやってきた。名前はカイコ。最初は気持ち悪いと言う人が多かったけど、だんだんいやな顔をする人がいなくなった。でもだんだんえさを食べなくなった。その引きかえに白い糸をはくようになって何日かたった。カイコは白い糸の中に入っていた。もう出てこないのでまゆの糸を取ると、茶色いカイコが出てきてカイコはすごいなと思った。糸はつるつるしていてきれいだった。まくのは大変だったけど、カイコもそれくらい大変だったのかなと思い、がんばって取れてよかった。

「初めてのお世話」
 6月ごろに、みんなで蚕のお世話をしました。最初はとても小さくて、ちょこちょこと頑張って歩いていました。歩いた先には、桑の葉がたくさんありました。次の日になると、いつの間にかごの中の葉はスッカラカンになっていました。次の日の夜、かごの中を見てみると、蚕が全然動かなかったのです。気になって本で調べてみると、脱皮のために1~2日間動かないと書いていました。蚕を飼い始めてから4日がたった日に、蚕がまた動き出しました。その姿を見ていると、ほのぼのとしてきました。蚕を飼い始めてから1週間になりました。1週間もたったので、蚕は前よりも大きくなっていました。なにか色がかわっているような気もしました。
 ついに糸をとる日です。学校についてもそわそわしました。始まるとき、ものすごくドキドキしました。蚕の糸をとっているとき、何度も「あついだろうなあ・・・」と思ってしまいました。糸をとり終わった後も、少し悲しかったです。でも、初めてだったので、とても楽しかったです。

「カイコ」
 わたしは1学期に少しだけかったカイコのことが思い出です。ふつうの3年生はカイコをたまごから育てるのですが、コロナウイルスのせいでだいぶ成長したカイコから、自分で育てました。
 実はわたしは虫が大きらいで、「カイコ」と聞いたしゅんかん、むねがドクっとしました。虫をかうことがこわかったです。でも自分のカイコガ決まって自分の手のひらに乗せると少しかわいくなりました。そしてうちに連れて帰るのがとても楽しみでした。
 家に帰るとお母さんとお父さんと3人で名前をつけました。その名前は「シルク」です。シルクと名前をつけて1日で、おわかれになりました。次の日シルクがまゆになりました。そのとき、もう会えないのがとても悲しかったです。もし次にかうときは、たまごから育てたいです。

「糸に変わった蚕」
 7月前半、先生から蚕をもらいました。最初は育てたことのない蚕を飼うのは心配しました。けれど、お父さんも蚕を飼ったことがあるそうで・・・・。だから、お父さんに相談してみました。そしたら、お父さんが育て方を教えてくれました。
 1日目。飼育ケースに蚕を入れて、近くの公園にある桑の葉をつんで、桑の葉で光を防ぐための隠れ家を作ってあげました。
 次の日の朝、蚕を見ると隠れ家は穴だらけでした。葉をめくりましたが、蚕の姿はありませんでした。あせって、全ての葉を裏返したら、めくった桑の葉にくっついていたので安心しました。学校から帰ってくると、また蚕がいませんでした。朝と同じように桑の葉をひっくり返しました。やっぱり、いました。
 3日目の朝、蚕のケースの中はほとんど葉が残っていませんでした。1日目、2日目、と、どんどん葉の残りの数が減ってきました。そこで葉は1枚ずつ増やしていくことにしました。
 学校に行くと、帰りに先生が2匹の小さな蚕をくれました。帰ると家にいた蚕が、なにやら口から何か白くて、細い物を一生懸命に右左上下と、ケースのすみにはいていました。
 7月10日、蚕の糸取りをしました。糸はとっても長く、やっても、やっても終わりませんでした。けっこう巻いたところで見てみると、とてもつやつやで、光輝いて、美しかったです。


 明日は、今年度の大きな行事について、振り返ります。

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