学園長ブログ

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2022.11.22校内に不審者が侵入した時を想定した 避難訓練を実施しました。

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 11月22日火曜日、午後1時15分から、杉並警察署のスクールサポーターの方をお招きして、不審者が校内に侵入した場面を想定した避難訓練を実施しました。

 このような不審者が侵入した場合を想定した避難訓練は、平成13年6月8日に大阪府池田市の付属池田小学校で起こった、包丁をもった凶悪犯が侵入し、8名の尊い児童の命を奪い、社会に大きな衝撃を与えた凶悪事件(付属池田小学校事件)後にすべての小学校で行われるようになりました。

 その後も平成15年12月には、京都府宇治市宇治小学校に男が入り込み、小学生が2人刃物で切り付けられる事件、平成17年には、大阪府寝屋川市立中央小学校に少年が侵入し、教職員3人を殺害する事件、平成26年5月には、金沢市立小立野小学校に刃物をもった男が運動会に侵入し、子供たちを追い回す事件が発生しています。

 高円寺学園は強くてたくましい中学生も学ぶ学校、学童クラブやえんじークラブなど大人の人が沢山いる学校なので他の小学校よりも悪い人たちが入り込みづらい学校かもしれませんが油断は大敵です。

 今日の訓練では、警察の方から先生たちも凶器をもった暴漢を「刺又(さすまた)」を使って抑える方法や不審者が校内に侵入しにくい施設の整備、子供たちの避難の仕方等についての講習を受けました。

 先ほど述べた「付属池田小学校事件」から21年目を迎えています。あの悲しい事件から得た教訓を忘れてはなりません。もう一度、学園内の安全管理や児童・生徒への安全指導については、今日のような機会を意図的に設定し、再点検をしていきたいと思っています。

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