学園長ブログ

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2023.09.30全員が主役となり輝いた小学部体育祭

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 9月30日土曜日、爽やかな秋風が吹く本学園校庭において、第4回小学部体育祭が行われました。

 第4回といっても、新型コロナウイルス感染症の流行中は、学習発表会という名のもと、プログラムの数を絞ったり、人と人が接触する競技・演技を避けたりするなどして開催してきました。本年も感染症の流行が、まだ完全に落ち着いたとは言えませんが、紅白対抗形式の復活や全校児童を校庭に集めての開催など、これまでよりも、規模等を拡大して実施しました。

 名称を小中学部ともに「体育祭」と変更したのは、阿波おどりなどの「祭り」文化がはぐくまれている高円寺のまちに建つ本学園としても、その文化を担う児童・生徒を育てたいという思いが込められています。また、とかく教員が主導となりがちな体育的行事を、高校の行事のように、児童・生徒が立案したり、高学年が中心に動かしていったりするように少しずつなっていく事を期待したものです。6月に実施した中学部の体育祭も生徒が主体性と使命感をもって競技運営をしていましたが、今日の小学部体育祭においても、6年生が係活動などで、自主性や責任感を発揮していました。

 本日の各学年競技や演技は、どの学年も児童の考え等を取り入れて作られています。そうであるからこそ、笑顔があふれる、学年の子どもたちの特色が生かされているものになっているのだと思います。  閉会式で、各学年に賞を発表しようと用意もしましたが、時間の関係で割愛しました。各学年に送ろうと考えていた賞は、次のとおりです。

 今年デビューの1年生には、「6か月の成長を感じる元気一杯の演技をしたで賞」、2年生には、「みんなが一緒に躍りたくなる笑顔あふれる演技をしたで賞」、3年生には、「縄、旗、ボールの使い方を工夫し、ダイナミックな演技でみんなを驚かせたで賞」、4年生には、「祭りの音楽に乗ったカッコいい演技で、みんなの心を躍らせたで賞」、5年生には、「魂のこもった、輝く演技をし、友との絆を深めたで賞」、6年生には、「これまでの自分を越えようとする演技を行い、新たな学園の歴史を築くことができたで賞」、くすのき学級には、「全員が主役になったで賞」を贈りたいと思います。

 どの学年の演技・競技でも、児童たちが全力を尽くす態度、全力で応援する様子が見られ、嬉しくなってしまいました。  行事は子どもたちを大きく成長させます。火曜日からの学園生活での頑張りに期待したいと思います。

 最後にPTAの皆様、高円児サポーターズの皆様、受付や警備、会場準備などでお力添えいただきました事に心より感謝申し上げます。

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令和5年度体育祭は白組の勝利でした。来年度はどちらが勝つでしょう!!

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