2025.01.17校内書初め展が始まりました

1月17日金曜日、今日から24日まで、本学園各学年・学級教室廊下掲示板において、校内書初め展が始まりました。(D組は2月に実施する予定です。)
掲示されている書初めは、小学部は冬休み中に自宅で練習してきたものを3学期に授業で清書しました。中学部は2学期前に授業で練習し、冬休み中に自宅で清書したものです。掲示は、小学部は各学級担任を中心に専科教員が協力して掲示していました。中学部は各学級の国語係の生徒が主事さんと協力して掲示していました。小学部、中学部、校種により、作品の仕上げ方、掲示の仕方などが違うことに、少し不思議な思いをもちました。学級担任制と教科担任制の違いから来るのかもしれません。
本来、書初めは、新年の決意の心を新たに書き、目標実現に向けたモチベーションを高める日本の伝統行事、習慣です。しかし現状は、区の作品展に優秀作品を出展する関係からか、自分自身の目標や夢、決意を書き示すというよりも、その学年で学び身に付ける書写の技術を習得することのできる言葉・文字について、お手本を見ながら書写していくものとなっています。
今、児童・生徒たちが、一生懸命に練習し、真剣に書いた作品が各学部、各学年・学級の廊下に掲示されています。それだけで年の初めの「凛」とした空気が学園内に漂ってくるようです。日本の伝統文化教育に力を入れる本学園としては、今後、この書初め展とは別に、新年の目標・決意を筆で書き表す、伝統行事としての書初めの席書会もいつか実施してみたいと思います。