学園長ブログ

PRINCIPAL BLOG

2025.07.18早稲田大学の学生の皆さんによる住環境学習の授業が行われました。

写真

 7月18日金曜日、本日、4年生が建築について研究する早稲田大学創造理工学部の学生さんを講師として、住環境についての実験と探究を行いました。

 これまで、本学園は開園以来、杉並第八小学校での実践を引き継いで、よりよい住環境と都市(街の)環境を考える住環境教育を、「小中一貫教育」や「特色ある教育」の学習として、生活科や理科、家庭科、総合的な学習の時間等において実施してきました。

 本年度も、小学部、中学部のいくつかの学年において、この住環境教育を進めています。今回の授業も、この暑い太陽の照り付ける季節を涼しく過ごす方法として、どのような方法が一番効率的かを実験を通して考え、友達と意見交換等をしながら深めていく授業でした。

 実験は、太陽と見立てた電球を、家・部屋とする一面を窓と見立てた立方形の箱を照らし、温度の変化を調べ、考察するものです。立方形の箱は、断熱材で囲まれたもの、アルミホイールで覆われたもの、植物の葉っぱやカーテンに見立てた布、すだれ等で窓を覆ったもの、光を反射する窓にしたもの、軒先をつくったもの等条件を変え、どれが一番、温度上昇を抑えることができたか調べるものです。

 結果は、児童が予想したものと違っていましたが、皆、楽しそうに実験に取り組んだ後、その理由等を一生懸命、そして真剣に考察していました。早稲田大学の学生の皆さんの説明も分かり易く、児童たちが飽きないように、面白く進めてくださいました。

 今日の学びは、中学部9年生の住環境教育の学習にもつながるものです。4年生の児童たちは、今日学んだことを心と頭の中にしっかりと残しておいてもらいたいと思います。何よりも今日の学習は、この暑い猛暑の夏を各家庭で乗り切るためのヒントになるものです。是非、日常生活の中にも活かしてもらいたいと思います。

 早稲田大学創造理工学部の皆さん、本当にありがとうございます。また、この取組をマネジメントしてくださいました学校支援本部の方々に心より感謝申し上げます。

1.jpg2.jpg3.jpg

ページトップに戻る