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2025.07.186年生が着衣水泳の授業を行いました。

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 7月18日金曜日、56校時、6年生が今年最後の水泳の授業で着衣水泳を行いました。水泳指導の大きなねらいは、水から自分の生命を守ることにあります。そして、この着衣水泳は、基本的に水難事故の防止に向けたサバイバル泳の一つです。この着衣水泳では、濡れた衣類により、水着での泳ぎが得意な児童であっても、思うように動くこと、泳ぐことができません。それ故に、教員は、いつもよりも数段強い、安全管理・安全指導の意識をもって、児童の指導にあたらなければなりません。

 その指導は、海や川、池・湖、用水路(以下、「海・川等」)に落ちたことを想定し、まずは、着衣での水中の動きづらさを味わった後、横向きで着衣のまま泳ぐ練習、全身を浮かせる浮き身の体勢をとる練習、バディで浮くものを渡し、浮く練習をしました。そして、プールサイドまで泳いで戻る練習を行いました。各自が海・川等に行った時、危険な状況を察知し、今回の学習や経験を生かせるような事故に合わないことを祈りますが、もし、そのような状況に遭遇した場合には、即座に今回の学びを思い出してもらいたいと思います。なお、今日の練習は、安全上の万全を期すために中学部の主幹教諭の先生、小学部の専科の先生にもお手伝いいただきました。

 間もなく、夏季休業期間(夏休み)が始まります。「児童・生徒だけでは、海・川等に行かない。水辺には行かない。」「海・川等の水辺に家族旅行に行ったら大人は子供から目を離さない。」「海水浴は、遊泳区域が旗やロープで示されており、ライフセーバーや監視員が居る開設された海水浴場で泳ぐ。」「児童・生徒は、海・川等の水辺に行く際は万が一に備えライフジャケットを着用する。」など、大人も子供も、自他の生命を守るために、海・川等に行く際には、最大限の注意をしていだきたいと思います。

 

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