2025.12.059年生が保険会社の方を講師とする金融教育の授業を受けました。
12月5日金曜日、5・6校時、中学部9年生が社会科「公民的分野」の授業で生命保険会社の方から、経済や金融の仕組み等について、教えていただきました。
今、社会の動きと連動して、高校で金融教育が必修事項になるなど、銀行預金、銀行からの借り入れ等を含む金融の仕組みや様々な投資等による資産運用等についての知識を得ることは、「たくましく生きる」ために必要なことになっています。
金融業に携わる方からの授業を受ける生徒たちは、資産運用、形成等について興味をもったようで、グループの友達たちとワークシートに記載されている課題の解決に真剣に挑んでいました。
経済や金融の仕組み等だけではなく、税についての学習など、その道のプロに教わることは、教科書だけでは学べないことも含まれており、児童・生徒の知的好奇心が喚起されます。本学園では、学校支援本部の方のマネジメントで様々な外部の方を招いての授業が行われています。今回の授業は、社会科の先生の手配で行われましたが、そのような授業が毎年、行われるようになるための仕組みとして、学校支援本部があることは、学園にとってとても幸せなことです。
来年度、私は学園の教育課程や学園経営計画に、今年よりも「協働的な学び」を一層重視して位置付けていきたいと考えています。この「協働的な学び」とは、多様な他者との交流を通して、学校・学園の教育目標を示されている姿、資質、能力を育成していく学習です。多様な他者とは、クラスの友達だけではなく、異学年、異学部、異年齢の人、地域等の外部の方々となります。今日の金融教育の授業は、自分と外部のプロ、クラスの友達が交流する姿を沢山、見ることができました。その中で金融についての学びが深まっていったことは確実です。
生徒にとってはわずか1時間の金融に関する授業でしたが、学園の今後を考える上で示唆に富む内容でした。
