今日の給食は、麦御飯、鯖の竜田揚げ、蓮根団子汁、キャベツのおかか和え、牛乳でした。
こんがり揚がった鯖の竜田揚げは、香ばしさと程よい塩味で、麦御飯が進む一品です。
副菜のキャベツのおかか和えは、鰹節のうま味が野菜の甘みを引き立て、全体のバランスを整えてくれています。
汁物は、新メニューの蓮根団子汁。
蓮根は漢字で「蓮(はす)の根」と書きますが、実際には花の茎の部分にあたります。泥の中で育ち、空気に直接触れないため、独特の穴が空いた形になっています。この穴は、茎や根に空気を送り込む役割を果たしており、「先が見通せる」縁起の良い食材として、お正月のおせち料理にも使われてきました。
今日は、その蓮根を細かく刻んで肉団子に混ぜ、だしのきいた汁に仕立てています。シャキッとした食感とやさしい味わいが広がり、体も心も温まる給食となりました。

