今日は避難訓練がありました。
意図的に3.11に行っています。
小学校に在籍する子供たちは、全員、震災後に生まれた子供たち。
そこから10年足した年齢の子供たちでも、自分の身近で起こった出来事で捉えている子供たちは少ないかもしれません。
本日の松ノ木小の子供たちの年度末最後の避難訓練もとても立派でした。
自分の身は自分で守れる力をつけてほしいと思います。
皆さんは、3.11どうされていましたか?
それぞれの3.11があったと思います。
校長の3.11は、23区内の小学校の校庭で体育をしているときでした。
3年生と一緒にサッカーをしていましたが、校庭の真ん中に避難した子供たちと、斜めに揺れる校舎や大荒れの海のように水が舞っているプールを見ていました。
その後、何度も来る地震や情報により、泣き出す子供もいました。
そのくらい揺れていた東京でしたので、首都直下型地震がついに来たのかと思っていたら、私の故郷である宮城県沖が震源とのこと。
宮城はとんでもないことになっているのではないか、、、と心配しているうちに仙台空港が津波で浸水していく様子がテレビに映し出されました。
夜になっても燃え盛る気仙沼、ガス爆発があった福島原発の建屋。
これから一体どうるなるのだろうと呆然としながら、まったく連絡が取れなくなった両親のことは、最悪の事態を考えていたほうが気持ちが楽になるんじゃないかと弟と話していました。
残念ながら、日本に住んでいる限り、生命をも奪う自然災害は、どの方の人生においても起こる確率が高いです。
子供たちもいつどこでそのような災害に遭うかは分かりません。
自分で判断し自分で行動し、自分の身は自分で守れる、そんな子供たちに育ってほしいと思います。
災害だけじゃなく、災はあります。
全てにおいて、自分の身を守れる人間になってほしいと思います。








