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令和7年度 園だより
1月 『みんなで次のステップへ』 園長 齋藤 由美
新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、園内には、明るく元気な子どもたちの声が戻ってきました。久しぶりの登園に、友達や保育者との再会を喜び合ったり、冬休みにあったことを話したりし、一年の新しい始まりを感じています。
今年は午年です。午年は、前向きに進む力や仲間と共に歩むことを大切にする年と言われています。勢いよく走るだけでなく、自分のペースで一歩ずつ進む強さも午年の大きな魅力です。園で過ごす子どもたちもまた、一人ひとりが自分のペースを大切にしながら、友達や周囲の人と関わり合い、日々成長していきます。立ち止まったりつまづいたりしながらも、「自分のペースで進もうとする力」を大切にする年です。
本園では、「地域と共に、保護者と共に育つ子供園」共感とつながりを大切にし、大勢のPTAや保護者ボランティアの方々のご協力のもと、日々の保育を進めてまいりました。春に行った栄養たっぷりの土づくりでは、たくさんの野菜が育ち、みんなで収穫し味わうことができました。小さな芽がぐんぐん成長していく姿を見守る中で、子どもたちは命の不思議さや手をかけることの大切さを感じ取っていました。多様な自然に関わる体験もすることができました。
読み聞かせの物語に耳を傾ける静かな時間や担任の先生とはまた違った大人の方の声でお話を聞く経験は、言葉への親しみや創造力を育てるとともに、人との信頼関係を築く基盤につながっています。
昨年のクリスマスお楽しみ会では、保護者の有志の方がコンサートやタップダンスを披露してくださり、子どもたちは目を輝かせながらその時間を楽しんでいました。身近な大人が表現する姿や思いを込めて準備してくださった時間は、子どもたちの心に深く残る、かけがえのない経験となりました。
また、PTA役員選出の時期を迎え、ご多用中にもかかわらず前向きにかかわってくださる皆様に心より感謝申し上げます。併せて、12月に実施いたしました教育調査につきましても、大変高い評価をいただきました。ありがとうございます。高く評価をいただいた内容につきましては、これからも大切に保育を進めてまいります。また、課題となる部分につきましては、真摯に受け止め、前向きに対応を考えてまいります。皆様の声一つひとつをこれからの園の運営や保育内容の充実に大切に生かしてまいります。今後もお気付きのことがございましたら、どんなことでも園にお知らせください。子どもたちの幸せを真ん中に、園と保護者の皆様と多様な考えを出し合い、よりよい園づくりに力を尽くしてまいります。教育調査の結果は別紙にて報告させていただきます。
さて、3学期は次のステップへとつながる大切な時期です。年長児は就学に向けて、自信をもって新しい世界へと一歩を踏み出す準備の時期です。年中児は、憧れの年長児を目標に、何でも自分でやってみようとする気持ちが育つ時期です。年少児は、一つ大きくなる喜びを感じながら次の学年への期待を育んでいきます。
園と保護者の皆様が手を取り合い、子どもたち一人ひとりの歩みを温かく支えながら「みんなで次のステップへ」と向かう3学期にしていきたいと思います。
今年も園の教育保育にご理解ご協力をお願いいたします。
1月の園だより
令和8年1月8日
杉並区立成田西子供園園 長 齋藤 由
12月 『表現することを楽しむ子どもたち』 副園長 小森 三奈子
枯葉も落ち、すっかり朝晩が冷え込む季節となりました。先日は、PTA主催の人形劇を見せていただき、ありがとうございました。子どもたちは、ワクワクドキドキしながら、お話の世界に引き込まれ、人形劇団こぱんの人形劇を夢中になって見ていました。
年長組の子どもたちは、人形劇を見たことが刺激となり、すぐに遊びの中で人形劇ごっこをはじめ、年少・年中組の子どもたちを招待して見せてくれました。また、年中組は絵をかいたものを実物投影機に映したり、年長組学級全員の活動では、自分たちで絵をかいてお話づくりをしたりするなど、簡単なお話づくりや絵で表現して見せることを楽しんでいました。その他にも、子供園では、日々様々なごっこ遊びが繰り広げられています。ごっこ遊びは、身近な役になりきり、ごっこ遊びに必要なものや場を自分たちで用意したり見立てたりして遊んでいます。そして、ごっこ遊びを通して現実と空想の世界を行き来しながら自分がイメージしたものを表現する楽しさを感じています。
そして今は、年中組と年長組は、学級のみんなでストーリーに沿って自分たちで考えた動きや言葉で表現することを楽しんでいます。子供園の劇遊びは、保育者が決めたセリフや動きを子どもたちに表現させるのではなく、日々の遊びと同じように子どもたちが考えたものを生かして表現することを楽しめるようにしています。
年中組は、「三匹のやぎのがらがらどん」「おおきなかぶ」「ぶたのたね」など、いろいろな絵本を読んで、表現遊びを楽しんでいます。子どもたちがなりたい役を選び、役になりきって動くことや、劇の中で友達と簡単なやりとりをすることを楽しんでいます。
年長組は、子どもたちが学級の友達と相談して、いるか組オリジナルのストーリーができました。また、同じ役同士の友達と衣装やセリフ、動きなどを相談して決め、自分たちで考えたものを表現しています。
先日、ツキヨダケ役の子どもたちが暗い中で、どうやったらツキヨダケがよく光るかを考えていました。ブラックライトの光が当たると白いものが光るということが分かると、白いリボンやカラービニール、京花紙など、いろいろなものにブラックライトの光を当てて、「どっちがより光るかな?」と繰り返し試しながら、自分たちでツキヨダケをつくる素材を考えていました。
幼稚園教育要領には、『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』として10の姿が挙げられています。そのうちの一つ『豊かな感性と表現』では、『心を動かす出来事になどに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになる』とあります。
このように劇遊びを通して、子どもたちがお話の世界の面白さに触れ、これまで遊びの中で経験してきたことを劇の中に取り入れて、のびのびと身体を動かしたり、自信をもって言葉を言ったり、歌を歌ったり、表現に必要なものをつくったり、学級の友達と一緒にする楽しさを感じたり・・・と様々な力が育ちます。
12月6日(土曜日)には、年中ぺんぎん組と年長いるか組の「こどもかい」があり、各学年が劇遊び行います。(3歳らっこ組は、2月にこどもかいを行う予定です。)
子どもたちがつくるお話の世界を楽しみ、成長を感じていただける日になると思います。どうぞお楽しみに!