学園長ブログ

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2021.01.09学園だより 1月号

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 2021年を迎えました。昨年は新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し、東京オリンピック・パラリンピックの延期を始め、学校の休校、外出自粛などあたりまえにできていたことができなくなり、ふだんの生活を送ることがいかに大事かということを実感した1年間でもありました。感染は少しずつ収まっていくかに見えたものの、昨年末から拡大し、7日にも再度「緊急事態宣言」を発令する方向で調整が進んでいます。今回は小中学校への一斉休校の要請はしない方針とのことで、予定通り7日から3学期を始業します。

 「1年の計は元旦にあり。」多くの人が、お正月に新しい年に向けての決意を新たにしたのではないでしょうか。「ぼくはこんなことを頑張っていく。」「私はこんな1年間にしたい。」そんな気持ちや夢をもって新しい年のスタートを切ったことと思います。学校も同じです。残りの3か月間で次年度の計画を作成していくため、職員全員で今年度の教育活動の反省を行っています。そして、昨年、児童生徒の皆さん、保護者の方々にご協力いただいた教育調査も大事にします。来月号で紹介いたしますが、次年度に向けての指針としてまいります。また、今月には校庭の人工芝アンケートも予定しています。授業や休み時間で感じたことを気にかけておいてくれると助かります。

 今年、最も大切なのは、みんなが元気に学校に来れるということです。昨年の休校期間に痛感しましたが、なんといっても学校の主役は子どもたちです。そんな子どもたちが、夢に向かって、たくましく生きていく力をつけていくことのできる学校でなければなりません。あわせて日常的にパソコンを活用して、個々の学びを支援できるようにしていく準備もすすめていきます。今年度の小学校に続き、次年度は中学校で新しい学習指導要領がスタートします。理科や数学だけでなく、先生方は問題解決的な学びを展開していってくれます。みんなで共に考え、学んでいきましょう。そして、そんな学びをつくっていくベースとなるのが「かかわりを大切にし、互いに助け高めあう」という高円寺の子の気持ちです。今年もこの気持ちに磨きをかけていくことで、さらにみんなで学びを深めていくことが可能になります。学園もいよいよ今月から地域運営学校(コミュニティスクール)となります。学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組んでまいります。高円寺のまちとともにある学園をつくっていくために、さらに多くの意見を伺っていく予定です。

 今年は2度目のオリンピックイヤー。すでに開幕予定日まで200日を切っています。前回の緊急事態宣言時には組織委員会職員の9割以上がリモートワークになったそうです。しかし、現場でしか準備できないものも多く、リモートではできないこともあるといいます。職員の1人は「皆が見えない敵におびえている状況。安心して観戦できるような環境をつくるのが組織委員会職員の使命だと思います。決してあきらめません。アスリートはコロナ禍でもオリンピック・パラリンピックのために努力を続けています。大舞台を作り上げるために準備を進めていきたい。」と語っています。そして、1月4日の新聞広告ではアスリートの思いを紹介しています。「2020年3月24日。オリンピックの延期が決まった。1年あればもっと強くなれると切り替えた。2カ月間。人と組み合うどころか、畳を踏むことすらできなかった。実家にも帰れない。ただひたすら走る。この状況を考え込まないよういまできることに集中した。人生のすべてを賭けてきた。オリンピック。柔道2日目。攻めて攻めて1本をとりにいく。兄と一緒に、金メダルをとる。」 今日もまた、前を向こうとする人がいる。

 後ろを振り返ることで、これからの行動をより安全なものにすることができます。そして、その慎重さに加えて前を向かなければ次の1歩を踏み出すことはできません。今年は昨年以上に平常な日々を過ごすのも難しい年になりそうですが、子どもたちが前を見据えて歩いていくことのできる年にしていきたいと思っています。

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