本日の給食は、沖縄県の郷土料理がテーマでした。
メニューは、ししじゅうしい(炊き込みご飯)、にぎすの唐揚げ、イナムドゥチ(白味噌仕立ての汁物)、にんじんしりしり、牛乳です。
「ししじゅうしい」は、豚肉と昆布の旨味がしみ込んだご飯で、沖縄の方言で「しし」は肉、「じゅうしい」は炊き込みご飯を意味します。
お祝いの席でもよく出される「イナムドゥチ」は、イノシシを意味する「イナ」と、もどきを表す「ムドゥチ」から名づけられたみそ汁で、具だくさんで食べ応えがあります。
副菜の「にんじんしりしり」は、家庭でもよく作られる料理で、「しりしり」は“せん切り”という意味の沖縄ことばです。
それぞれの料理には沖縄の文化が詰まっており、子どもたちは楽しみながら地域の味にふれることができました。
給食を通じて、遠く離れた土地の食文化を感じる、そんなひとときとなりました。

